やまめの庭つくり

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地元のお祭り

2015-09-20 | イベント
今日は地元でお祭りがあって,夕方ブラブラ見てきました.

懐かしい射的や,輪投げ,リンゴ飴,綿飴,金魚すくいのお店が並ぶ中,鳥皮餃子とか,鳥ステーキとか,すごいボリュームのものも.

規模は小さい方なのでしょうが,子供囃子や獅子舞,大人御輿,子供御輿,小さな子供達が綱で引き回すお囃子の車?もあって,十分お祭り感を楽しめました.





お天気も良かったせいか,たくさんの人が歩いていました.

御神輿が最後に戻ってくる詰め所のようなところには,さっき見たお囃子の車が停まっていて,おじいちゃんに太鼓の敲き方を教わっている小さな子達がいました.

その光景を見て,生活の中に色々な伝統や宗教が自然に染み渡っている,自分たちとは違うルーツの人たちがお祭りを取り仕切っているんだな・・・と思いました.

代々氏子として地域に根付いている文化を守っている人たちがいる,そんな地域に住んでいるんだな~.

やまめにはそんな故郷はないので,ちょっとだけ心の奥に何とも言えない気持ちがわいてきます.

人のつながりって何だろう.
縁って,不思議だなぁ・・・
大事にしていきたいなぁ・・・






国際バラとガーデニングショウ1

2015-05-19 | イベント
今年は国バラに参加している色々な展示やガーデンをあまり余裕のある気持ちで見ることが出来ませんでした.残念・・・・alienase

ただ,やっぱりそれなりにマニアックなところに興味を惹かれたり,新しい事を知る事が出来たりしたので,収穫もありました.
少しずつここに書いていきたいと思います.



やまめが参加したRHSJの紹介ブースでは,真ん中に晴海の園芸装飾セミナーでも使用したボートを利用し,緑いっぱいの装飾を行いました.

植物による癒しの世界へいざ,船出・・・

周りのガーデンや装飾がバラ,バラ,バラ・・・item2item2
なのに対して,この装飾は遠くから見ても異色で目立っていました.

柑橘の香りやハーブに触れて香りに癒されたり,楽しんでもらう目的で作られた装飾.

樹木は左からジャボチカバ(一番背が高い木),シマトネリコ(背景手前),ダイダイ(ボート),グミ(背景),オリーブ(ボート),レモン(背景右)と,かなり大きな樹木が入っています.

その中で,最もお客さんを惹きつけてやまなかったのは,ダイダイでした.

年配の方はほとんど足を止め,「これは何の樹ですか?」と尋ねられました.
いえ,文字通り老若男女,みんな興味津々でブースに来てくれるので,例年より人が多く感じました.

会話は判で押したように,
「これは何の実ですか」から始まり,「えっ!大きい!!」と感嘆し,ついで昔庭にあったとか,何故花と実がついているのかとか,花の香りについて等の感想や質問で盛り上がりました.

実は香りについては右のレモンの満開の花が,ジャスミン顔負けの濃厚な香りであたり一帯を被っていたので二つの柑橘の香り聞き比べもしてもらったり・・・

今回のダイダイに対するお客さんの反応を見ていて,柑橘に対する人々のあこがれとか,気持ちの高まりとか,小さい頃の思い出の投影とか,収穫の喜びなど色々感じるものなんだと言うことを知りました.

みんな,ちょっとうれしそうに花の香りを楽しみ,実をそっと手の上に乗せて重さを測ってみたり・・・
大きなダイダイを見て,テンションが上がる人は結構いるんだなぁと認識を新にしました.



味についても聞かれましたが,最終日の撤収で実が採れたので,皮を剥いてみました.
すると・・・



皮はすごくいい香りkirakira2
本当に癒されました.

ただ,実は皮に比べて小さっyellow25symbol5

やはり,お正月のお飾りとして縁起物ではありますが,食用ではいまいちっぽいです.

季節的には今頃が収穫の時期なのかも知れません.

今回は柑橘と人について,色々勉強になりました.



小田原でお花見

2015-04-26 | イベント
ちょうど一週間前,小田原植木さんのオープンナーセリーを見学したところ,このあたりではとっくに終わったと思っていたサクラに出会いました.


ゴテンバザクラ.マメザクラと他種の交雑種.




こちらもゴテンバザクラの若木.
枝が少ないので,一本にびっしりと花がついています.




関山.サクラ茶の原料だそうです.


天の川.室町時代からあったと言われるサクラで,枝が直立し,花も上向きに咲く,これも狭いところに植えられそうな」さくらです.


湖上の舞.マメザクラ系.社長さん曰く,車いすの人でも楽しめるような樹木として活用出来るんじゃないか,とのことでした.



マメザクラ系なので,全体的にソメイヨシノのような派手さはないものの,清々しい里の空気に包まれた感じがしました

樹木に癒されて

2015-04-20 | イベント
日曜日,RHSJガーデニングコース第4回講座で小田原植木さんに見学に行ってきました.

やまめにとっては学生時代から樹木の勉強の場としてお世話になった場所なので,秋に続き,春も来られてうれしい限りです.

何度来ても,樹木自体が自然の美しさを魅せてくれて,更に色々素晴らしい社長さんのお話に心も満たされ前を向いて頑張ろうという力も湧いてきます.

今回勉強した樹木はまた別に紹介するとして,圃場の春景色をご覧ください.



トウカエデ‘花散里’の新緑?の様子.春から秋までに七色に変わると言われる葉の色.
春はまるで紅葉のような不思議な景色・・・



舟原の圃場入口より.真正面の樹冠は東京オリンピックの時に植えたクスノキの残り.


これがそのクスノキ.50年以上経ち,こんなに大きくなりましたaliensymbol5


樹木の新緑には色々なトーンがありますね.

植木職人さん達の姿は見えませんでしたが,その人達が,長い長い時間と手間をかけて作り出す美,堪能させていただきましたkirakira2



園芸装飾の魅力

2015-03-10 | イベント
7,8日は,(一社)英国王立園芸協会日本支部(RHSJ)マスターズ・クラブの催事で,東京の晴海埠頭客船ターミナルの2階ラウンジにガーデンを制作しました.

スタッフは早めの集合なのですが,前にも書いたように地下鉄が苦手な上に,銀座から都バスに乗るなんて初めてだったので,3日前から緊張してしまいました

幸い銀座,築地を通り晴海埠頭に行くバスはたくさんあったのですぐ安心出来ましたけど・・・




今回の催事の目的は,屋内の人工地盤上に園芸装飾の基礎から応用まで経験しながら,ガーデンショウとはひと味違うプロの園芸装飾技術のノウハウを知って,石の床の上の何もないところに生まれる素敵な空間を体験してもらう事でした.

初めての試みで,2日間という限られた時間内に出来上がるのかどうか,最初は心配もありましたが,2日目は出来上がりイメージがみんなの頭に浮かんだためか,急速に作業が進み,余裕を持って完成しました.

普段は絶対訊けない事や見えないこと(プロのお仕事はお店の閉館後とか,一般の人がいなくなってからの作業が多いのです)を知ることが出来て,造り上げる過程も楽しめて,密度の濃い楽しい時間でしたyellow18kirakira2



ここがラウンジ.オレンジの椅子が囲むように配置されています.
ちょっと神殿っぽい

想像よりずっと立派な建物でした

外の景色はこんな感じで,レインボーブリッジが目の前に見える,素敵な眺望です.

down1日目の作業終了時の様子.
設営物の位置決めとおおよそのレベルを取ってあります.

1日目は作業が午後からでしたが,安全で事故が起きないように最新の注意を払うための養生や設置の工夫についてとても丁寧な説明がありました.

生きている情報だなぁ~と,何度も感じました.

down2日目終了,完成~
このガーデンのイメージコンセプト

かつての繁栄の象徴である右奥のゲート(もしくは神殿や祭壇)が時を経て朽ち,自然に戻っていく荒涼とした様子を右側で表現.

一方左側の船は,かつて海で活躍し,役目を終えて静かに浜辺に身を寄せていたのですが,今度は緑と花をいっぱいに乗せて再び第2の人生(?)に向かって出航していこうとする希望に満ちた様子を左側で対比させています.


360°どこからでもお客さんが見られるように作り込んであります.


ビオラで表現した波.珊瑚砂でも波打ち際を表現しました.
これから海にこぎ出す躍動感が表れています.

流木や石組もリアルで,質感がすごい


隆起している土地を表現.
苔を貼ると,それまでの人工的な骨組みが一気に忘れ去られて,そんな土地があるかのような錯覚に陥りました.

upこんな遊びも忘れずに・・・


このポイントからはシンプルで少し淋しい印象の景色.
デザインの狙い通りです.


寄せ植えは,マスターの方々の本領発揮.
さすがです.


レインボーブリッジのライトアップがまるでこのガーデンの飾りのように見えました

この装飾は15日の12時まで見ることが出来ます.

良かったら遊びに行ってくださいね.