今日は梅雨の合間の貴重な晴れ間.
とてもいいお天気で,外にいると真夏のように暑くて,熱中症になりそうなくらいでした
やまめが年間を通して手入れをさせていただいている東京郊外の日当たりのいいお庭,今日はお客様から裏庭に通じる通路に沿ったスペースを何とかしたいというご要望で,シェードガーデンを作ってきました.
お庭からバックヤードに抜ける通路を見たところ.
正面奥にブロック塀が一列見えるのですが,外の公道からも見えるこの景色がどうにも気に入らないとのこと.
何とか,このブロック塀を見えないようにしてもらえませんかとのご依頼でした.
塀の奥も1.3メートル四方くらいの低いスペースがあり,
beforeは,実生のシュロや,シダが生えている状態でした.
そこで,今日はこの後ろのスペースとブロック塀の手前のスペースを合わせて土盛りをし,植栽スペースを作ることに.
気になるブロック塀の手前には常緑の樹木を植えて,視線をそちらに誘導することで,気にならなくなるようにしました.
枝が横に広がる樹木は×,ツル性のものなどは隣家に行ってしまうと手入れが困難なので,これも×.
やまめが選んだのはマホニア‘チャリティー’(メギ科ヒイラギナンテン属).
マホニア‘チャリティー’を主木にして,根締めにマホニアコンフーサ 'ナリヒラ'やクリスマスローズ,ギボウシ,エゴポディウム,元々生えていたシダ類とセンリョウ.
壁際の一番奥にはアカンサス・スピノーサス(たぶん).
モリスより小型で花つきもよいらしいです.
多少大きくなって存在感を出してくれることを願って植えました.
冬はギボウシやエゴポディウムが休眠してしまうため,ちょっと淋しくなるので,様子を見てタマリュウなど少し足してみようかとも思いますが,一年間はこの状態で見守っていきたいと思います.
早春から12月くらいまでは,さわやかで明るく,個性的な印象の花壇になると思います.
冬はマホニアの豪華な黄色い花と,それが終わる頃からクリスマスローズの黄花が咲く予定.
初夏はエゴポディウムとギボウシのさわやか系白花,夏から秋はリーフガーデンですね.
マホニア‘チャリティー’は,下の枝をかなりカットしてスッキリ,幹を見せるようにしたのですが,考えていたより葉が鋭くて,とても痛いのです・・・
これだけは,たまりませんでした.
腕に葉が刺さるたびに,思わず「痛っ」と小さく叫んでいたのでした・・・・
あ,普段マホニアの近くは人が通らずに済むので安心です
柱(2階のテラスの支柱)の左側を通るので・・・