石窯ガーデンテラス

先週，鎌倉の浄妙寺境内にある，石窯テラスガーデンを見学してきました．

なぜお寺の境内にレストランがあるのか，ちょっと不思議．

古い洋館を改装して美味しい石窯パンや食事が出来るらしいのですが，外のテラスではのんびり写生したり，ただゆったりくつろいでいる人たちがたくさん．
午後の日差しの中，ここだけ時間の流れが遅くなっているようでした．

レストランもテラスもいっぱいだったので，お庭だけ見ることに・・・

まず目に飛び込んでくるのはきれいな芝のお庭．

その周囲を歩けるようになっています．

このガーデンはガーデンデザイナー，ニコラス・レナハン氏がデザイン，管理を手がけているイングリッシュガーデンだそうです．
(もしかしたら昨年の国際バラとガーデニングショウでお話したかも・・・！)


四季折々の花が楽しめ，バラ，ハーブ，シェードガーデンなどがあるのですが，訪れた時は，なんといっても菜の花かと一瞬見まごうばかりのたくさんのユーフォルビアの黄色い花の塊が見事でした．

前からユーフォルビアは面白いと思っていたのですが，こんなにたくさん植えられているのを見たのは初めてです．

シェードガーデン．

全体的に手が行き届いているなぁ・・・

日々の手入れはレストランのスタッフの方達が交代で行っているとのこと．
どの植物たちも生き生きしています．

整形式のミニガーデンもありました．

もうすぐ薔薇が咲き，イングリッシュガーデンの本領発揮の季節です．

気がつけば一週間が飛ぶように過ぎていますが，今を楽しまなければガーデナーとしての楽しみがなくなってしまいます

そんなことも忘れていた自分に気づきました

バラのシーズン始まり～

道を歩いていると，モッコウバラが目立っていますね．
黄色の他に白なども時々．

うちの黄モッコウは今年はいつものスケールより小さくなりました．
昨年秋にだいぶ剪定したので・・・

ちょっと，商店街などで飾られている紅白餅が付いた枝を彷彿としませんか？

近づくと壁面緑化のようです．

今がまさに満開の時です．



鎌倉を散策すると，原種のナニワイバラが満開で，たいていフェンス数メートルにわたって大きな白い花がこぼれそうな感じで咲いています．

鎌倉のお庭でも，まだ樹自体大きくないものの，少しだけ咲き始めました．

やまめの庭では鉢植えのトキンバラ(バラ属ではなくキイチゴ属ですが・・・)が咲き始めました．

あと半月もしないうちに，園芸品種のバラたちがたくさん咲くはず！

ハモグリバエにやられはじめたので心配ですが，今年の冬作業が報われる景色を作ってくれますように・・・・

自然の中で・・・

先日は鎌倉もお天気が良く，新緑が輝いて見えました．

今月でちょうどこのお庭が出来て一年．

いつでも気持ちがすっきりして癒しの力を感じる土地です．

元々の植物と昨年植えた植物が渾然一体，豊かな緑の世界です．

野生の鳥や動物ものびのび遊んでいます．

カルガモのペアは一日中，のんびり泳いだり潜ったり，シンクロばりに二羽で足を空に突きだしたりとやりたい放題・・・

人が近づいても警戒する様子もないようです．

庭に生き物がいるのっていいなぁ．

春の喜び1

春の喜び，とタイトルにしておきながら，胃腸炎で食べられないという一週間です・・・

でも，こんな時こそお庭や植物に癒されたい！



先週，東京郊外のお庭のメンテナンスに行ってきました．

昨年11月末に，ちょうど今くらいの季節をイメージして球根や植物を植え付けたので，答え合わせをする気分で．

今年は数日おきに雨が降り，朝晩の気温差も結構あるせいか，植物たち全体的にものすごく良い感じに成長していました．

今までで一番成長スピードが整ったというか・・・

うまく言えませんが，花マルでいいかな～

見ていて幸せな気持ちになりましたから．


ピンクがテーマの優しい気持ちになるエリア．

優しい色合いのチューリップ，春の花壇にはやはりはずせません．


オレンジや黄色で寒くても元気を感じてもらえるエリア・

毎年咲いてくれるわすれな草が他の花たちと引き立てあって可憐さを醸し出しています．

自然に生えたムラサキケマンやもうすぐ花開くエビネたちとの競演．

ディセントラのライムグリーンの葉とオレンジのチューリップ，背景のダークなヒューケラが効いています．


庭奥の方には小花の楽しみを・・・

こんな小さな花束のような咲きあわせも．

花盛り・・・まさにそんな時期に見ることが出来て幸せです

カルガモペア

最近鎌倉のレストランのお庭．

最初は2羽のカルガモが遊びに来ていました．
が，最近は一羽だけの目撃談が多かったので，ペア解消？とか，どこかで卵を温めているんじゃないか等のウワサがありました(自分たちガーデナーの間で)．

でも先日，そんなウワサなど，どこ吹く風・・・と言った様子でなかよく二羽のカルガモが池に遊びに来ました．

写真右奥にもう一羽隠れています・・・

人が近くにいても全く警戒しないで泳いでいます．

もし雛が生まれたら，さぞや楽しいことになるでしょう．

とりあえず池の中の何かをご馳走にして，この場所を気に入ってくれたらいいのですが．