やまめの庭つくり

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月に見とれて・・・

2012-11-29 | 造園
今日,家路の途中で空を見上げると,雲の中からものすごく明るい月が顔を出していたのですが,周りの雲が暈になっていて不思議な色に.

スマホで夜景モードというのを選んでパチリcamera

うまくいかないので,夜景と人物モードにしてみたら,結構撮れました.

といっても肉眼のクリアな月光にはとうてい及びませんが.

ちょっと面白い月と雲の表情です.



光の中央に,心眼で見ると小さな月が見えるはず!?





スマホの写真撮影機能,なかなかですyellow16kirakira2





本格英国カレー

2012-11-27 | グルメ・雑貨
かなり寒くなってきましたね.

晩秋から冬になってきた感じで,暖房が必要になってきました.

最近はシチュー,鍋,カレー・・・と,2日位ずつメニューが同じものになりがち.

年末モードで忙しくなってきました.


昨日,今日はmade in England,シェアウッドのティッカマサラ(609円)というカレーソースを使った簡単カレー.





ナスやズッキーニ,タマネギ,マッシュルーム,挽肉など好きな野菜とお肉を炒めた後,ソースを加えて軽く煮込むだけ.

イギリスは,インドとの関係も深いので,インドのスパイスをたくさん使うカレー文化が浸透しているのだそう.

あるところで試食させてもらって買ったのですが,その時はこんな赤っぽい分離液はなく,もっとおいしかったと思うのですが・・・何か足りない味になっていましたase

白いご飯にかけるより,本日の十六穀米にかけて食べる方が数倍おいしかったです.




ココナッツやヨーグルトが入っているので,マイルドなカレーが好きな方にはお勧めですが,辛口が好きな人は物足りなさを感じると思います.

イギリスの食べ物,ティータイム以外の食事で頭に浮かぶものが少ないのですが,これでメニューがひとつ増え,イギリスを少し身近に感じることが出来ましたkirakira2










チューリップの鉢植え

2012-11-21 | ガーデニング
先日のオープンフォーラムに参加した際に,フォーラムが終わった後,チューリップの栽培セットがもらえるミニ講習が無料であるとのことだったので参加しました.

講習の主催がジャングルコレクションという青フラと同じグループの会社だけあって,机に栽培セットを置いてある様子からしてオシャレでした.



アヒルpiyoの形に折ってあるタオル・・・

これだけで5歳の男の子とやまめとその他大勢の心をつかんだと思います.

トートバックを引き寄せて中身を出してくださいと言われたので出そうとしたら動かない・・・重っ

何と立派な5号鉢(お揃いの水受け皿付!)と,土のセットが出てきました.

しかも,各人鉢の釉薬の色が違っていて,緑,オレンジ,ブルーとカラフルです.

鉢底に敷くネット,赤玉土,培養土,そしてジュートで包んだtuliptuliptulip球根(3種)3個,化粧砂まで・・・.

そして,簡単な栽培法.

ここまで親切に揃っていると,あっという間に手も汚さずにチューリップを植えることが出来ますね.



ただ,鉢が立派すぎて,それだけでものすごく重かったのと,雨で駅からだいぶ離れたところに移動したため,雨風の中,そのずっしり重たい荷物を持って帰るのが大変でした・・・ase

まぁ,無料だったのでこのくらい我慢しなきゃ,とは思いましたけど.


翌日,最近の趣味の園芸でやっていたチューリップの植え方を見て,もう一度植え直すことに.

実は球根3個だったので,三角形の形に等間隔になるように植えてみたのですが,その際,球根の平らな方を中心に向けて植えたのでした.

ところが,趣味の園芸では,球根の平らな方から一枚目の大きな葉が出ることが大変多いという説明があり,中心に向けると葉が重なりすぎるので,平らな方を鉢の壁側や,一定方向に向けて植えるのが良いでしょう,と.

まだ水もやっていない,今ならすぐ植え替えられる.

即,実行.

植え直しはこんな風に球根を並べました.



球根の平たい方を鉢の壁側に向けてみました.

本当に一枚目の大きな葉が外側に出るか,確認してみたいと思います.



ついでにダブルデッカーの話しもされていたので,ダブルまで行きませんが中二階くらいの深さでビオラを一苗植えてみました.



来春チューリップとのコラボ,うまくいくといいのですが.



ビオトープ

2012-11-21 | 庭園見学
相鉄ジョイナスの森彫刻公園の続きを少しだけ.

この屋上庭園は先駆けとして造成され,35年くらい経過した歴史のある庭園,公園といえるものですが,進化もしているようです.

高島屋に近い方にビオトープを作り,ちょうど一年くらい経ったそうです.



コンセプトは丹沢の生態系を参考に地産の植物を用いて環境適応力の高い生態系を再現したいということでした.

水中にはメダカやモロコなどがいるそうで,バッタとかも来るようになったとか.
ビルの10階でも来るのですね・・・



個人的には池の護岸や中島に使っている素材は人工的なものに見えて残念.

黒ボクのような石で作るわけにはいかなかったんでしょうかね.

土壌はしっかり現代の軽量土壌を使用し,木は丸太の支柱以外にアンカーなどもしっかり使っているそうです.

しかし,土厚が薄いので,まだ十分に根が張れていないこのエリアの木々は台風で結構傾いてしまっているそうです.

古顔の高木達はびくともしないのですが・・・

やはり,長い時間をかけてその場所に適応した根を作ることが大切なようです.


up流れの始まりの泉

まわりの常緑樹主体の植栽に対して,このビオトープエリアは落葉樹をたくさん使用したそうです.
低木,下草系も100種くらい使用していると言われたような気がします.

確かに多様な植物がこれでもかというくらい密に植えられているようです.

土が少ないので成長は緩やかですが,5年後くらいには間引きが必要となるらしいです.


水琴窟で音の楽しみも加えられています.

ビオトープの泉のまわりには軽石のマットを張った壁面.



壁の上部に人工灌水装置が配置されていて,常に水が流れるようになっているそうです.

少しだけ軽石の間に植物を植えているものの,将来的には自然にタネが飛んできたり,空中の土埃が吸着して緑が育つ土壌になれば・・・という願いが込められています.

時間が掛かるけれど,確実に,良いものになっていくし,育っていくことが証明されている空間ですから,これからも大事な部分は守りながら,色々な人たちとつながっていてほしいなと思いました.

屋上庭園の先駆け

2012-11-19 | 庭園見学
土曜日に見学に行った横浜駅西口相鉄ジョイナスの屋上庭園「ジョイナスの森彫刻公園」について紹介したいと思います.

ここの庭園を毎日管理しているジャングルコレクションさんや,相鉄ビルマネジメントの方による説明を受けました.

この屋上庭園のオーナーである相鉄(旧相模鉄道)はもともと相模川の砂利を運ぶ鉄道でしたが,そのうちお客さんも運ぶようになって西口のターミナルを繁華街として発展させたいという思いからS33年に用地を買収して名品街のようなものを作り,更にS48年にジョイナスを創設.

そのころから森のようなものを作りたいという構想があり,都会のコンクリートジャングル(こんな言葉も今は聞かないですね)に緑を.人間性の回復をテーマに光,水,緑を備えた屋上庭園を造ることを決意したそうです.

そしてS53年に竣工の運びとなったそうですが,当時の屋上庭園といえば今と違って人工土壌やアンカーの技術などもまだまだない時代だったので,土は黒土,支柱はとにかく太い丸太・・・という力業でした.

屋上は10階の高さになるのですが,夜,ビルの外から7-8メートルの高木を吊り上げたのだそうです.

当時にしてみれば画期的な庭園だったのだということがわかりました.

コンセプトは,屋上に地上と同じような公園を作ろう,ということだったそうです.

心のオアシスになるような庭園.



ということで,地上の公園を歩いているような感覚にするために,あえて園路と植栽部分に段差を大きく取らないというデザインになっています.





なるほど,確かにスッキリとした園路が自然で広々した空間に見せてくれる気がしました.

結構土厚を確保するためにボックスやレイズドベッドを使ってしまうケースも多いですからね.

そういう庭園とは全く違っています.

もちろん,高木のところは土厚60センチくらいはあるのですがdown,平均すると土厚は25センチくらいとのこと.



土が少ないので,竣工から35年くらい経っても木々はゆっくりと成長し,そんなに巨大にはなれないんですね.(もともと十分高木ですが.しかも,アンカーではなく,この支柱で支えられていますdown)



刈り込みも立派になっています.




それから,緑に親しみ,癒しの空間であるために,芝生への立ち入りOK,転がってもOK.



そのために,除草剤などは使わずに,手で除草しているそうです.

高木もなるべく樹形を崩さないように一本ずつ木に登って剪定しているとのこと.


今まで意外と地味な屋上庭園だなぁと正直思っていたのですが,実は先駆けの屋上庭園で,当時の人たちの熱い思いが色々と詰め込まれていることがわかると,そしてそれが引き継がれていることを知ると,すっかり見る目が変わってしまいますね.

さらにH22年より「緑を感じながら自分らしく毎日を過ごして,ショッピングなどに訪れたときに癒されて欲しい」という考えのもと,ジョイナスの屋内にもグリーン(かなり大きな観葉植物)を多数配置し,トイレにも生花を飾るというグリーンプロジェクトを実施.

トイレの花は屋上の花downと連動している凝りようです.



しかも,この屋上の植えマスの花たちは毎月HPでアンケートを採って希望の多い花に植え替えられるのですが,掘りあげた苗は無償でイベントなどで配布したりするそうです.

相鉄の回し者ではないですが,相鉄さん,なかなかやるじゃないですか.