やまめの庭つくり

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石組みって・・・

2011-05-29 | 造園
何とブログを一週間もご無沙汰してしまいました.

先週は深谷,千葉,池袋,箱根,池袋・・・・と,毎日結構遠出(?)してましたyellow18

追々ブログにアップしていきたいと思います.

今日はその中で箱根行きのお話.

ねこまたさんと念願の箱根で山のホテルつつじ見物と,かつて関わりのあった某スカイラインのドライブイン周辺の様子を検証に行ってきました.

そう,某スカイラインの裏手に広がる絶景ポイント,是非行ってみてください,と言えるのかどうか,昨年の工事がどんな感じで完成したのかチェック!!

まず,うどん,そば,ソフトクリームが食べられる食堂が・・・

before



after.ちょっとだけオシャレに.でも,裏はそのままでしたね.



そして立て看板があり,



植物の写真ではなく何故かキジが一番目立つ看板に.

ここにつく前にこのキジが車の前を横切り,二人で大騒ぎでした.

いよいよ裏手に行ってみようということになり,入り口へ.





何ですか・・・何となくイヤな予感.

石組みってやっぱり才能とセンスが必要です.

いや,それ以前の問題かな・・・などとふたりで言いつつ坂を登っていきました.

枕木の歩道.これは看板通りですね.



この木道の外側にはロックガーデンが出来るはずでしたが・・・



石には場の力を集約して土地の持つ気をそこに留める力があり,石を組めばそれは場の気の流れを作り,それが気勢となって感じられる・・・

そんなことを習ったような気がしたのですが・・・



石が転がっているようにしか見えないんですけどっyellow7

周りの植物も地形も無視されてますけどっっっっyellow15



据えてもいないんですけどっyellow9anger

もはやストーンサークルのようなものになっていますね.



掘り起こしてそのままとか,工事途中でやめてしまった訳じゃないですよね,と突っ込みたくなる有様です.

少なくともロックガーデンじゃないですよね.

それに,何とも石の色がバラバラすぎて土地になじみません.

ねこまたさん曰く,「材料が最悪でも師匠だったら絶対素敵になったはず」

やまめももちろんそう思います.

石組みは技術とセンスなんだと思っています.




さらに上に登る階段.

あぁ・・・・・yellow22symbol5

ゆがんだ踏み面,ひとつひとつの石の凹凸が登る人に不親切なバランスを強要します.

この色,5㎝はある目地の太さ.

一体どうしたのか.安物の遊園地か温泉地で見られそうな代物です.



上から見るとウォータースライダーみたいな感じに.

景色の良さを殺している・・・と思ってしまいました.

なくていいのに.この階段,と.



ここ,実は山野草がたくさん植えられているのです.



今は何にもないかのようですが,7月頃行けば,華やいだ感じになるのでしょうか.





想像していたよりずっとひどいので,ねこまたさんと二人,道路代600円が高い!!と文句をいい,欲求不満の状態を解消すべく三島のクレマチスの丘を目指してドライブに行きました.

が,結局地図もなく適当に「野生の勘」だけで向かったのですが,違う山の中でぐるぐるとドライブすることになり,目的果たせず挫折.

残念な結果になりました~

バラの庭を夢見て

2011-05-21 | ガーデニング
今日と明日は先月末に訪れた深谷のオープンガーデン第二弾,バラ自慢のお庭がオープンガーデンをやっています.

是非お時間のある方は満開のバラがオーナーによってどのように楽しまれているのか見に行ってみてください.

やまめも月曜日にコジさんと来年以降の参考として視察に伺う予定です.

きっと自分の庭と違って広くて色々な仕掛けも出来るお庭をたくさん見ることになって,うらやましくてたまらなくなってしまいそうですyellow4symbol6

まぁ,でも狭いなりに自分の家でバラを育てたいと思い出して10年以上,今の日当たりの良い庭になって8年目,やっとバラとクレマチスが同時にたくさん咲く景色を見ることが出来ました.

そもそもバラにあこがれたのは梶みゆきさん著の「バラの園を夢見て」という本でした.

この本を読んで妄想が広がって,夜中に何十回となく読み返し,バラとクレマチスに焦がれたのでした.

この世界に入ったのも発端はこの本なのかも知れません.

バラがたくさん咲いてくれた.

クレマチスが今年はたくさんツルを出して咲いてくれた.

やっと・・最低限のレベルに到達したんだなぁ~yellow11kirakira2



でもまだまだ・・・・

色の組み合わせ,花の形,咲く位置,誘引のやり方,どれをとっても満足がいくものではありません.

ほれぼれするような組み合わせ,咲き方を見たいものです.

やっとクレマチスの栽培が怖くなくなって来ました.

来年,何か素敵な品種をここに混ぜてみたいものです.

バラも,あいだに小輪のバラが咲いていてもいいなぁ~



ちなみに,クレマチスもバラと同様,つぼみから咲き始め,開花仕立て,開花しきった様子,タネの状態まで刻々と変化するので飽きることがありません.

たとえば・・・(品種名‘フロリダ カシス’)



咲き始めもユニークですが,開花したばかりと



開ききって数日経った姿で,花びらの様子,真ん中の状態,かなり印象が異なっているように見えませんか?

同じ花の経時変化ではありませんので,花びらの数の違いを差っ引いたとしても・・・・



国際バラとガーデニングショウ3

2011-05-21 | 造園
やまめがアレンジメントを習っているローラン・ボーニッシュ先生のデモンストレーションを行うブースを発見.



今回のテーマはフランスの田舎屋風で,自然な感じにしたということでしたが,小物がオシャレで,田舎暮らしの家というより避暑地に近い雰囲気.



先生手作り,アイアンのランプシェードup

花束は相変わらず豪華です.

デモンストレーションの時には幾重にも連なる人垣でローラン先生は遠くにちよっとだけかいま見えただけでしたyellow22symbol5



閉場後に見ていなかったコケの庭?へ.

四角くコンパネで形を作ってコケを張っていった作品です.

人工的な四角に,自然のコケ.

目より高い位置にシンプルな樹木を数本.



大きさは人が立つとこのくらいです.

コケの中を歩ける趣向になっていたので歩いてみました.

何だかコケに取り囲まれているようで不思議な気分.



ちなみにこのメンテを行っている男性はここのお庭の製作者ではありません.

今回はトトロの森を作ったKさん.ローラン先生のブースもガーデン部分は製作したそうです.

大活躍ですね~




やまめが結構好きな作品はこれdown



英国式の石積みで小さな橋も造ってあります.



完成品はこれ.

実はイギリス産のこの石が好きです.

いつかこんな石を使って庭を造りたいなぁkirakira2



橋のおかげで高低差が出来,わりあいせまい面積ですが,すごく変化を感じます.



そして,植物名を小石に書いてきちんと観客に教えてくれる配慮が素敵.

こうやって書くとおしゃれですね.






次々と咲く・・・

2011-05-19 | ガーデニング
今日は日差しが強かったですね~

バラの花びらも日光に透けて輝いていました.

2日前から咲き出した‘バターカップ’.



本当にバターを連想する黄色,見るたびに純粋な黄色だなぁと思います.

こっくりとした温かい黄色.



そこに光が当たって輝いているかのようです.

でも半八重なので自己主張しすぎず,自然に庭の風景にとけ込んでくれます.


ミニバラも咲き出しました.

ほとんど何の手もかけないのに丈夫なモンです.

ピンクの方は名前さえわからないのですが・・・yellow7symbol6



光に透けて野の花のようなかわいらしさです.







バロンジロードラン.いつも2~3の花しか咲かないのに今年は倍以上.

来年は更に倍を目指しますyellow24kirakira



昨日書きましたが,アブラハム・ダービーの開花しきった花とつぼみの比較.






同じ花とは思えませんね.

花も丈夫で長持ちなので,色々な表情が一度に味わえます.



今日は国バラでゲットしたクレマチスを鉢植えにしました.

ずっと探していた品種,‘篭口’heart

たった一株だけ残っていたもので迷わず購入.1500円でした.



このボリュームだとお買い得ではないでしょうか



花の形が素敵です



来年はたくさんの花を咲かせたいなぁ~hamkirakira2



バラの楽しみ方

2011-05-19 | ガーデニング
バラを次々に咲かせるために,花がらつみをします.



花がらですけど・・・up

摘んでいるうちに,なかなか豪華な気分になってきます.

香りもいいし,色もきれいで・・・

袋の中はとても花がらには見えません.

先日趣味の園芸でマダム高木こと高木絢子さんが,国バラを紹介しながら

「バラはつぼみから開きかけ,開ききった花の状態と,段階を追って美しさが変わり,そのすべてを楽しんでください」

とおっしゃっていました.

花がらとして摘んだ後も絵になる,バラってそういうものですよね.