第65回日本おもと名品展という,愛好家団体の作品展に行ってきました.
日本の伝統園芸のひとつ,万年青を愛好している方たちはたくさんいるんですね.
やまめは日本古来の鉢とはどんなものなのか,という視点で見学に行くことになり(一応お仕事がらみです),万年青の歴史や鑑賞ポイントなど勉強しないまま,いつものようにサラの状態で出かけてしまいました.
会場は考えていたよりずっと広く,万年青の出展数もかなりのものでした.
じっと見ていると,変化朝顔の時と同じく,代表品種とその子供,孫,親戚・・・といった血筋のつながりが見えてきます.
そして,相撲の番付表のようなものが毎年作られるようですが,そこには地球宝,宇宙宝,太陽何とか・・・等々,ものすごい名前がずらりと並んでいて,この名前を考える人たちの思い入れが伝わってきます.
ただ,万年青の鑑賞ポイントがいまいちわからないやまめにとっては,たくさんの賞をとった万年青と,無冠でたくさん並べられている将来の金の卵候補たちとの差が全然わかりませんでした.
観客のおじいさんがおばあさんに説明しているのを横に並んで拝聴していると,どうやら葉の長さや芯から密に葉が出ていることなどが技術的に評価されることや,葉のカーブや丸まり方が「芸」としてどうか,ということを鑑賞するらしい・・・
じゃあ,何がいいか,というとやはり素人には理解できませんでした・・・
そこで仕方ないので,鉢に焦点を絞って写真を撮ることだけにしました.
鉢も江戸時代は現在のものより丸みがあり,青と白の段だら模様や赤の三角が幾何学的に並んだり,赤と青の大胆な地に大きく花が描かれたりと奔放で自由な柄も多く使用されていたようです.
でも,今回見た限り,江戸時代の鉢は少しだけ,後は足の丸みやフォルムのラインが少し変化しただけで,ほとんど同じ形の鉢に似たような絵付けのものが多かったようです.
そんな中でも形やデザインが個性的だなぁと思ったものは以下のものたち.
カッパに
岩に隠れるカニ
脚が魚
展示会用に植え替える人が多いそうで,晴れ舞台用の絢爛豪華なものが多いです.
ちなみに江戸時代は豪勢な鉢に常に植えている状態で楽しんだため,経時で金の光が鈍くなったりして味のある器になっていたそうです.
そして伝統園芸であることを意識しているせいか,水墨画や日本が的なものも・・・
これってどうなの??と,心の中でつっこんでしまった図柄.
割合,西洋的な感じもするなぁと思った図柄.
でも・・・
何となく,みんな同じに見えて正直言うと最初の期待は裏切られた感じでした.
鉢の形がお湯のみに似ているせいなのか(お茶が入ってそうに見えるもの,ありますよね?),万年青が葉っぱだけだからなのか・・・
きっとほかの種類の観葉植物の展示会があったとしてもやまめのテンションは上がらないんだろうなぁ~
と,気づいたのでした.
それに,鉢だけ目立っていいのだろうか・・・
ん?鉢だけ?
いえいえ,葉が個性が強く華やかに見えるものはありますが・・
う~ん,やっぱり素人には難しい世界です
日本の伝統園芸のひとつ,万年青を愛好している方たちはたくさんいるんですね.
やまめは日本古来の鉢とはどんなものなのか,という視点で見学に行くことになり(一応お仕事がらみです),万年青の歴史や鑑賞ポイントなど勉強しないまま,いつものようにサラの状態で出かけてしまいました.
会場は考えていたよりずっと広く,万年青の出展数もかなりのものでした.
じっと見ていると,変化朝顔の時と同じく,代表品種とその子供,孫,親戚・・・といった血筋のつながりが見えてきます.
そして,相撲の番付表のようなものが毎年作られるようですが,そこには地球宝,宇宙宝,太陽何とか・・・等々,ものすごい名前がずらりと並んでいて,この名前を考える人たちの思い入れが伝わってきます.
ただ,万年青の鑑賞ポイントがいまいちわからないやまめにとっては,たくさんの賞をとった万年青と,無冠でたくさん並べられている将来の金の卵候補たちとの差が全然わかりませんでした.
観客のおじいさんがおばあさんに説明しているのを横に並んで拝聴していると,どうやら葉の長さや芯から密に葉が出ていることなどが技術的に評価されることや,葉のカーブや丸まり方が「芸」としてどうか,ということを鑑賞するらしい・・・
じゃあ,何がいいか,というとやはり素人には理解できませんでした・・・
そこで仕方ないので,鉢に焦点を絞って写真を撮ることだけにしました.
鉢も江戸時代は現在のものより丸みがあり,青と白の段だら模様や赤の三角が幾何学的に並んだり,赤と青の大胆な地に大きく花が描かれたりと奔放で自由な柄も多く使用されていたようです.
でも,今回見た限り,江戸時代の鉢は少しだけ,後は足の丸みやフォルムのラインが少し変化しただけで,ほとんど同じ形の鉢に似たような絵付けのものが多かったようです.
そんな中でも形やデザインが個性的だなぁと思ったものは以下のものたち.
カッパに
岩に隠れるカニ
脚が魚
展示会用に植え替える人が多いそうで,晴れ舞台用の絢爛豪華なものが多いです.
ちなみに江戸時代は豪勢な鉢に常に植えている状態で楽しんだため,経時で金の光が鈍くなったりして味のある器になっていたそうです.
そして伝統園芸であることを意識しているせいか,水墨画や日本が的なものも・・・
これってどうなの??と,心の中でつっこんでしまった図柄.
割合,西洋的な感じもするなぁと思った図柄.
でも・・・
何となく,みんな同じに見えて正直言うと最初の期待は裏切られた感じでした.
鉢の形がお湯のみに似ているせいなのか(お茶が入ってそうに見えるもの,ありますよね?),万年青が葉っぱだけだからなのか・・・
きっとほかの種類の観葉植物の展示会があったとしてもやまめのテンションは上がらないんだろうなぁ~
と,気づいたのでした.
それに,鉢だけ目立っていいのだろうか・・・
ん?鉢だけ?
いえいえ,葉が個性が強く華やかに見えるものはありますが・・
う~ん,やっぱり素人には難しい世界です