やまめの庭つくり

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ティンティンハルガーデン

2013-05-31 | イベント
5月はあっという間に過ぎ去ってしまいましたaliensymbol5

そこで,最後に,5月中旬に西武ドームで開催されていた国際バラとガーデニングショウの中で,目玉であった吉谷桂子さんの15周年特別企画ガーデンの紹介をしたいと思います.


最初に行ったときには来場者が凄すぎてガーデンに近寄る気力が失せたので,夕方閉場してからゆっくり見ることにしました.

やまめは本物のティンティンハルガーデンは見たことがないので,ネットでの情報を参考にして見学しましたが,スケールはやや異なるものの,全体的に吉谷先生パワー全開のお庭になっているなぁと思いました.

華やかです.
はい.とっても.



中央のサマーハウスから見て左側がクールカラーのボーダー,右がホットカラーのボーダーです.

これは,本物のティンティンハルガーデンでも同様のカラーテーマでボーダー花壇が作られているようです.



1990年代初頭にヘッドガーデナーを務めていたペネロペ・ホブハウスさんは,「Color in Your Garden」という本の中で,庭づくりにはカラーコンビネーションがとても重要であると提言し,自身の提言を実践した場が,このティンティンハルガーデンだったということです.

オードリー・ヘップバーンが愛したお庭としても名高いですが,むしろカラーコンビネーションを重視し,計算しつくされたペネロペ・ホブハウスさんのその精神を一生懸命再現させようとした意気込みが伝わってきました.

願わくば,バックの景色が青空に,外のお庭の樹の樹冠がサマーハウスの背景にあれば,更に本物の雰囲気に近くなるのではないでしょうか.

ともあれ,今回の国バラの中でいいなと思ったガーデンの中の一つです.

この大きさの池(水)を展示用に設置するのって初めてじゃないのかなと思いました.

やっぱり庭には水面があるといいですねぇ・・・kirakira2

本物のティンティンハルガーデンの写真は,リンクしている「ねこまた日記」でも見られますので,よろしかったらどうぞ.



雑貨とcafe tenowa

2013-05-29 | グルメ・雑貨
4月の末に,会社時代の後輩Mちゃんが,長年の夢を叶えて「暮らしの道具+CAFE tenowa」をオープンさせました.

たったひとりで,とうとう念願のお店を構えた彼女,花七穂のバタコさんが,今度は強力バックアップしています.


もともと,とてもセンスの良いMちゃん,作家さんたちが創作する暮らしの道具を陳列し,その器などを実際に使った時をお客さんにイメージしてもらうためにカフェやランチを提供していく・・・

そんなスタイルなんだそうです.

やまめが行ったのはプレオープンから約3週間後.



外観はとてもシンプル.

彼女らしいなぁと思いました.

お店の看板は?と思ったら,こんな感じ.



無駄なものをそぎ落として,本当に自分がいいと思った世界にしたい・・・そんな,ものすごいこだわりを感じました.

店内は,自分で塗装した白色の壁と統一感のある木製家具(アンティーク?),そして作家達の作品ディスプレイ.



心地よい音楽が更に気持ちをリラックスさせてくれました.

ここで,コーヒー飲みながら一人で本読んだりしたいなぁ~yellow18symbol6



ここでも彼女の世界が表現されているんだなぁ・・・と,思いました.

自分の世界観を,統一したイメージで相手に伝える表現力ってすごいなぁ.














シンプルな中にこだわりを詰め込み,彼女の人柄を感じさせてくれる,居心地のいい空間が生まれています.


手作りケーキとデザート,一杯ずつ丁寧に入れてくれるコーヒー.



もうすぐ(もう?),ランチメニューが始まります.



残念ながらお客さんが次々と来ていたので,なかなか話をすることも出来ませんでしたが,夢の一歩を踏み出したMちゃん,ずっと応援していきたいと思います.

お店のデータはこちらdown

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tenowa

横浜市港北区新吉田町6-1-31
tel:070-5456-2326
open:木・金・土 11:30~17:00(不定休あり)

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久々の・・・

2013-05-29 | 造園
専門学校時代に着ていた青のつなぎを引っ張り出し,力仕事を頑張ってきましたyellow24

お庭の一部に諸事情で道をつくらなければならず,今まで植えていた樹木を整理したり,芝を剥がしてバラを避難させたり・・・という依頼を受けまして,例によって造園パートナーのA先生と応援のRくんの3人で行ってきました.

まず,2メートル前後の樹を伐採,伐根.

やまめは,切られた木や根っこをひたすら駐車場のトラックに運んでいましたが,もう少し役に立とうと,のこぎりで太い枝を切ろうと頑張ってみました.

が,途中で右上腕の外側の筋肉が麻痺したみたいに腕が動かず・・・

役に立つどころか,なかなか現場でめざましい働きは果たせませんyellow23

そう言えば,専門学校時代ものこぎりを曳くというのは,かなりハードだったこと,思い出しました.

余談ですが,ユズの切られた枝や幹から「ゆずこしょう」の香りがしていましたyellow12



芝剥がしは,A先生のよく研いだ鍬で見よう見まねで体重かけてやってましたが,石敷きの近くの芝を剥がそうとしたら「カキーーーーーンsymbol3」と,何かが顔に飛んできて,バトンタッチyellow23

鍬体験,初めてだったのですが,相当なへっぴり腰だったかも.


バラの移植は頑張ったのですが,古くなった支柱のワイヤーリングをはずそうと,ペンチで切ろうとしてもウンともスンとも切れず・・・これも交代horori

という,冴えない働きでしたが,出来る雑仕事を頑張りましたaliensymbol5


ともあれ,他2名のお陰で予定以上にはかどり,無事終了symbol7


長年,園芸を愛してやまないオーナーさんが,心を込めて世話していたお庭なので,こちらもその気持ちを大切にしたいと思って作業しました.



upとりあえず他の工事が終わるまで,バラを仮移植するために剥がした芝(3週間前の様子).



up移植前の場所で.
色々な思い出の詰まったバラたち.

中には昭和33年くらいから植えられている大事なバラも・・・alien



up芝地の後に土壌改良して移植したバラたち.

バラの移植はシーズン的にかなり厳しいのですが,今日から梅雨入りなので,何とか元気に根付いて欲しいものです.

今回のお仕事でお客様から,

お庭は思い出や愛情や想いがたくさん込められたものだということを改めて教えていただいたなぁと,つくづく思いました.

これからしばらく仮の状態が続きますが,またイメージを膨らませてガーデニングを楽しんでもらえたらいいなぁ・・・yellow11kirakira2




バラモンジンのタネ

2013-05-28 | 植物
庭のバラモンジンがたくさんのタネをつけたので,株としてはもうおしまいなのかな・・・と,思っています.



130センチ以上伸びていた茎を半分以上カットしました.

下の方はほとんど葉がないので,もうすぐ枯れてしまうのでは・・・という予感がするのですが.

タネはタンポポと同じような構造ですが,大きさが段違い.

バラモンジンのタネは,タネから綿毛までの大きさは4センチ以上.

巨大です.

近所のガードレールの下からド根性をみせてくれるかも!?





日当たりのいいお庭

2013-05-26 | 造園
昨日,東京郊外の日当たりのいいお庭に,植栽に行ってきました.

昨年植えたストックがもう終わりになったので,これから夏~秋を考えての草花と,昨年から調子の悪かったパーゴラ下に地被植物を植えてみました.

先週と違っていいお天気になったため,植物が元気に輝いて見えましたkirakira2





オレンジのディアスシアも,元気に上を向いて咲いています.



台頭してきた宿根草にエキナセアを追加.その足元には,斑入り赤葉のキンギョソウ‘ダンシングクイーン’や,ペンステモン‘スモーリー’,ニーレンベルギア‘オーガスタブルー’,ブルーデージーなどを植えました.





パーゴラの周りには,正面から見える場所に,両側のこんもりした植栽に負けないように,中央に花壇とは別のエキナセア‘ハーベストムーン’,ニゲラ,ペンステモン‘スモーリー’を植えました.





昨年植えたクガイソウとシオン,サンジャクバーベナもしっかり伸びてきていました.



振り返って見える部分には,カンパニュラ‘ラプングロイデス’と,バーバスカム‘ウェディングキャンドル’.ここで大きくなっていってもらえたらいいなと思います.



通称ポケットも,次々と花が咲いていきます.



人知れず,ひっそり咲くクレマチス.



ロドレイヤの後ろにはジャックマニー系のクレマチスが花盛り.足元には,リシマキア‘ファイヤークラッカー’.

宿根草は,3年目にして大きくなってきています.

フェンスの外を歩いている人たちが外側でも大量にさいているクレマチスを見て.足を止めて「きれいだね~」と,いってくれるようになってきました.