やまめの庭つくり

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ジュズネタツナミソウ

2014-05-29 | 植物
先日,ジュズネタツナミソウをサカタノタネで見かけて,つい衝動買いしました.

去年あたりに庭に植えたのに,一度も咲かずに消えてしまったので・・・

やはり花が咲くまでの姿を見ないと.

で,開花株だったので鉢で少し大きく育てられないかなぁと思いました.

株の大きさに比べて花が大きいと思いませんか.

このバランスの植物なのか,あるいは草姿がもっと立派なのかもしれません.





明日から3日間,山形に出張に行ってきます.

出張なんて久し振り.

RHSJマスターズクラブのイベントです.

RHSJのマスター会員さんと山形県長井市市民の方々が協働で玉崎弘志先生指導のもと,2ヶ所の駅に大きなコンテナガーデンとロックガーデンを作ります.

もうすでに先発隊が頑張っている様子.

連日猛暑sunsunsunになりそうな上,もともとかなりハードなスケジュール・・・

無事に帰って来られますようにalien

ということで,ブログしばらくお休みしますmeromero2





梅雨近づく・・・

2014-05-28 | 植物
もうすぐ6月,梅雨入りも近づいているような気がするくらい,じっとり汗ばむような陽気になってきましたね.

やまめは今日,衣替えをしてしまいました.

庭のバラたちも第一次開花は一休みとなり,代わってヤマアジサイ達が見頃となっています.





up初めは白色の花でしたが,気づいたら隅にピンク色がほんのりと入ります.




こちらは青系.



一番好きなヤマアジサイは,この深みのある青,‘藍姫’です.



となりのミニバラとの組み合わせも気に入っていますkirakira2





だまされて・・・

2014-05-27 | 植物の病気・虫の話
今朝水やりのあと,鉢植えのワイルドブルーベリーが元気がないことに気づきました.

枯れ枝がたくさんあるので剪定していたら・・・・

あれ?こんな枝あったかな?途中から切れていておかしいなぁ・・・

と,

よぉ~く見たら植物じゃない!?



5センチ以上のイモムシでしたaliensymbol5


すっかり騙されました~yellow22

もちろん即殺虫剤を使いました.dokuro

上の方が顔だったんですね.



数年前のメンガタスズメの幼虫を思い出してしまいましたが,そこまで巨大ではなかったのでホッとしました.

それにしても,マジマジ見ても枝に見える,擬態ってすごい

ちなみに,調べてみたらトビモンオオエダシャクの幼虫(シャクトリムシの仲間)にそっくりな気がします.V字型の顔なんか特に.

エダシャク・・・なるほど~枝そっくりなわけだと感心してしまいました.


もうすぐ一年

2014-05-26 | 造園
先日,片倉町のパティスリー,シュシュさんからメールをいただきました.

昨年6月11日に店頭のコンテナに寄せ植えを作らせていただいたのですが,今,花が満開できれいですよ~という写真です.

コガネムシにやられたり,西日,猛暑,厳冬を乗り越えて約1年.

いい感じに花が咲き,緑が育っているので,当初の目的通り,ローメンテナンスの寄せ植えにちゃんとなっているなぁとうれしくなりました.

ビオラはもう終わりに近づいたので,シュシュさんがお庭のハーブなどで補植されたとのこと.
これも,お客さんが自ら寄せ植えを気にかけて自らお世話をしてくれているということで,うれしい気持ちになります.

早速お店に伺ってみましたitem9



2基ともボリュームが出てきました.



色々花盛りです



右が昨年コガネムシ被害を受け,青色吐息だったヤツですが,復活してきたんじゃないでしょうか.

消えたものもいるようですが・・・

うまく適応するものが生き残っていくんですよね.
もっとわさわさ~っと繁ったらいいなぁ.

近々,液肥をあげに行こうと思います.


犯人の正体

2014-05-24 | 植物の病気・虫の話
数年前から庭のバラにちょうど今頃害虫が発生するようになって困っていました.

どんな症状なのかというと,葉の中にどうやら虫がいて,葉の中身を食べつつ移動するので,葉がうすい膜のようになっていってしまうんです.

葉の中に潜り込んで移動したところが変色するので,これはてっきり俗に言う絵描き虫(ハモグリバエ)だとばかり思っていました.

最初の数枚で気づいたときは葉を取っていたのですが,いつのまにかほぼ全部の葉がやられている状態だとバラの生命力というか活力にかけるしかないとハラハラしていました.

もちろん,ばらまくタイプの殺虫剤も使っていたのですが・・・

ぷくっと膨らんだようになり,最後は枯れ落ちます.

昨年はほぼすべての葉がこんな感じになり,最終的に落葉してしまい,秋の開花はあまり望めませんでした.

黒いつぶつぶは中の幼虫のフンだそうです.カビか何かと思ってましたyellow25

この,かなりやっかいな虫の正体が,昨日受講した病害虫の講義で判明したのです.

その虫は「ニホンハムグリハバチ」

そう,ハエではなく,ハチだったんです.

バラに発生する虫で,1999年頃に日本で見つかり,最近被害が増えてきているとのことです.

まさにやまめの庭の事ではないですか~yellow7symbol5

野バラが発生源らしいといわれ,葉への被害の様子も筋ではなく,薄い膜状に膨らむような感じで,幼虫もハエより大きい(5㎜くらいになる)ので差は歴然としているとのこと.

そう考えて改めて葉を見ると,やっぱりハチの方だと思われます.

親が飛んできて葉に卵を産み,孵化すると葉の中に入っていってしまうとのこと.

冬に足元の落ち葉をきれいにすると被害が減ったという報告もあるらしいのですが,庭の掃除はしているのになぁ・・・alienase

今年はいつもより早めに,しかも絵描き虫に効果有りと書いてある粒剤を買ってまいてみました.

今のところ,発生した葉より上の新しい展開葉は無事なので,ある程度結果を出せているのではないかと思っています.

葉が数枚なら手でつぶすという方法があります(これも別の病害虫の先生から聞きました)が,葉をいちいち手ですりつぶすようにして退治するのは,数枚でも結構大変なのと,結局葉が薄く向けてしまってダメージを受けることに変わりないので,労多くして益少ない作業になってしまうと思いました.

食べ物を作っていないなら,吸汁性の害虫には植物自身が毒になってもらうのが一番いいと思います.

ちなみにバラ園などで農薬を使用しているところでは,春~晩秋までのシーズン中に毎週殺虫剤と殺菌剤を散布していると教えてもらいました.

もちろん耐性が付きにくいように,何種類も変えながら・・・

やまめはそこまで完璧にきれいな状態でなくてもいいと思っているので,大きな被害を防げる程度に農薬は使いたいと思います.


ここで余談ですが,昨日の講義で先生がアブラムシの説明をしているときのこと,

「(薬剤散布に対して)この人達は,歴戦の人たちですから,薬剤耐性を持った個体も多いと思われます.そう簡単にはやられないんですよ・・・」

この人達,というのはアブラムシのことです.

歴戦の闘いに負けずに繁殖を続けるアブラムシに対してのリスペクトが何となく感じられたお言葉でした.