RHS(英国王立園芸協会)ではホームページ以外に会員制のパブリッシュメントとして,様々なフラワーショーやガーデンショーの写真が閲覧できるようになっています.
このサイトを見ていた人から紹介された写真があまりにも衝撃的だったのでここでも紹介したいと思います.
まずは2010ハンプトンコートフラワーショーでの作品.
白雪姫の物語の世界を花で表現したものらしいです.
写真提供:RHS
いかがですか?
この写真を見た人は皆,一瞬ギョッとして,何これ,こわい・・・というリアクションでした.
メルヘンチックにしているわりに,洋服にしている花の根元の土が見えていて埋められているみたいに見えるし,黒髪はリアルだし・・・
リンゴがなければただの死体になってしまうと感じた人もいました.
ただ,やまめの一番のつっこみどころは,なぜ霊安室にあるような銀色の寝台に乗っているのか,ということにつきます.
白雪姫が眠る場所はやっぱりベッドがよかったなぁ.
どっちにしろ,庭にこんな姫が寝ていたら迷惑,ですよね.
さらに・・・・
tatton park flower show 2010から.
写真提供:RHS
デザイナーの妄想が形になったものです.
a matter of time という題です.
レタスの上に幼児体型(だけど太ももは筋肉質!
)のエイリアンが寝ころんでいます.
ショーならではのストーリー性にびっくりしました.
日本のガーデンショーでは,小さな妖精や鳥,動物の人形を飾ることはありますが・・・
等身大のファンタジーを持ち込んだらどうなるのでしょうか.
何とかランドになるか,屋外蝋人形館になるか・・・
植物も景観も主役にはなれないですね,こうなると.
ショーだともう,何でもアリなんでしょうか?
見るたびに微妙な緊張感が生じる庭ってイヤだなぁ・・・・
宇宙からの来訪者,やまめの庭では遠慮したいものです