やまめの庭つくり

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

春の成果

2015-04-28 | 造園
昨日,東京郊外のお庭に今年初のメンテナンスに行ってきました.

昨年12月から約5ヶ月半.
春の植栽プランが計画通りに行ったかどうか・・・ちょっとドキドキします.

チューリップがほとんど終わってしまっていたので,本当に華やかな状態を見ることが出来ませんでしたが一応華やかだけど自然風な雰囲気は出せたかなと思いました.



パーゴラ周辺はパッションが感じられる植栽を・・・と思い,赤×黄のチューリップの競演をしかけたのですが,残念ながらもう終わっていて,想像するしかありません・・・



5月頃,2度目の華やかさを発揮してくれそうな一角です.





ベンチの裏のシラーは年々大きくなってきました.
ユリ咲きの白チューリップと組み合わせてシックな雰囲気に・・・




玄関前の花壇は可愛らしい感じで.

カレンジュラ‘コーヒークリーム’が春のふんわりした雰囲気を盛り上げてくれていました.



通称ポケットの植栽.
宿根草が立派になってきて,球根や一年草の草花の可憐さを引き立てています.



このヒューケラが実はやまめのイチオシ.
他の植物を引き立ててくれる落ち着いた色合いの葉に,光挿すようなチューリップの花びらがより美しく見えました.





庭の一番奥のシマトネリコの足元.



昨年好評だったモモイロタンポポ.
今年も再登場してもらいましたkirakira2







小田原でお花見

2015-04-26 | イベント
ちょうど一週間前,小田原植木さんのオープンナーセリーを見学したところ,このあたりではとっくに終わったと思っていたサクラに出会いました.


ゴテンバザクラ.マメザクラと他種の交雑種.




こちらもゴテンバザクラの若木.
枝が少ないので,一本にびっしりと花がついています.




関山.サクラ茶の原料だそうです.


天の川.室町時代からあったと言われるサクラで,枝が直立し,花も上向きに咲く,これも狭いところに植えられそうな」さくらです.


湖上の舞.マメザクラ系.社長さん曰く,車いすの人でも楽しめるような樹木として活用出来るんじゃないか,とのことでした.



マメザクラ系なので,全体的にソメイヨシノのような派手さはないものの,清々しい里の空気に包まれた感じがしました

モッコウバラ,今年も

2015-04-26 | 樹木
裏の家のモッコウバラが今年も満開となりました.

約20年前に当時珍しかったモッコウバラを注文で取り寄せてもらって植えたものです.

全く知識がないから超狭い庭に植えてしまい,わざわざ鵜野森のガーデンセンターで購入したオベリスクも直径数センチとなった太い幹が押し上げ傾いたまま,はずせなくなりましたdokuro

ふと見上げたら,にゃんこが2階のベランダからお花見していました.








花後の樹形を整える以外,一年を通してほぼノーメンテ.






魅惑の青

2015-04-25 | 植物
今年はベランダで育てる植物を少し増やすことにしました.

その第一弾,ボリジですが,花が咲き出しましたkirakira2





鉢を花台に乗せてあるので,花を下から見られて空をバックに青がいちだんときれいに見えます.

ボリジはエディブルフラワーで,萼の部分を取って,サラダの飾りとかにも出来るそうですが,何となく花を食べることに抵抗を感じてしまうのは,変でしょうか・・・・yellow13symbol6




クロケシツブチョッキリ

2015-04-25 | 植物の病気・虫の話
昨日のブログで揚葉さんからコメント欄にご指摘があった,バラのツボミを萎れさせたのはバラゾウムシだと思うとのご意見.

いやいや~そうでしたyellow25light

あいつのことをすっかり忘れてしまっていましたyellow22symbol5symbol5

ねこまたさん,嘘言ってごめんなさい.




昨年か一昨年,そういえばバラゾウムシ(クロケシツブチョッキリ)が原因で生まれたての葉が萎れたり,ツボミが甚大な被害に遭うことがあると聞いていたのでした・・・・

そういえば,庭にいました.

1,2匹・・・

ツボミに産卵して,穴を開けられた部分は急速に枯れてしまいますが,幼虫がそれを食べて育ち,やがて一緒に地上に落ちると土中に潜ってサナギになり,それから孵ってしてしまうので,萎れたツボミは採って捨てなければいけないそうです.

バラ以外にサルスベリ,イチゴ,ノイバラにもくるらしい.

イチゴ,ノイバラ・・・・うちの庭にいます,いますalien

薬剤はオルトランの水和剤が効くらしいし,オーガニック栽培をしている人は色々なものにプラスして柿渋を100倍希釈して使ったりしている人もいるようです.

でも,一番多く採用されている駆除方法はテデトール(手で,取りのぞくってことだと思います).

素早く葉の裏に隠れ,更に追いつめると落下するという性質を逆手にとり,手でキャッチしたり,油を入れた容器で受けたり,漏斗の下方に粘着テープとかをつけて何とかホイホイのようにくっつけたり・・・

バラを栽培している人たちは真剣に悩んでいるようです.

毎日数10分もパトロールして200匹以上捕まえた,なんて報告も見ました.
20匹程度だとどこの庭にもいそうです・・・

この一年で一番素晴らしい景色になるはずのところを,病害虫で花数が減ったり,勢いが鈍くなったりして,結果,一年近く楽しみにしていた景色が見られていないのかも知れません.

素晴らしいバラたちを見るために,今,必死に戦っている人も多いかと思いますyellow4

でもやまめは,毎日の水やり10分がかなりやっとこさの状態なので,じっくり庭をチェックする時間が取れませんase2ase2

仕方ないので,ちょっとは虫たちに譲るしかないのです.

ただ,今年は今まででかなりいい感じのバラ空間になるんじゃないかと期待しています.

感覚的なものですけど,みんなの勢いを感じるので,病虫害にやられにくいんじゃないかと・・・.
根拠のない自信,です