やまめの庭つくり

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庭のバラ

2009-04-30 | 樹木
暖かくて過ごしやすい日が続いていますね.

やまめの庭では年に一度の華やかな季節が訪れようとしています.

そう,バラの季節item2item2item2

去年の秋冬にたっぷり肥料や腐葉土,堆肥をやって待ちに待った季節です.

肥料を変えてみたのですが,そのせいかどうか,今年は地植えの7株に100数十のツボミがついています.

今までで一番多いかもkirakira2

いつもデンティベスとともに一番早く咲いてくれるフランシス.

今年もいい香りとともに咲いてくれました.




フランシス・デュプレ
(オールドローズ 1894年 仏)

‘Francis Dubreuil’
フランシス・デュブリュイともいうらしい.
株が小さいので花は少ないのですが,庭のバラの中で好きな種類ベスト3に入る申し分なく素敵なバラ.





以下,開花を待っている充実したつぼみたちを見て下さいhamsymbol7



アブラハム・ダービー
(イングリッシュローズ 1985年 英)

‘Abraham Darby’

去年,西武ドームから連れ帰ったアプリコットピンクのバラ.
手間いらずで花をつけてくれる丈夫なバラ.






デンティベス
(ハイブリッドティーローズ 1925年 英)

‘Dainty Bess’

かなり頑張って秋まで咲きます.
花は可憐で美しいのに生育は旺盛.



upここ何年間か花付きが悪かったため,名前を忘れられたかわいそうなバラyellow15ase

優しげではかない感じの花姿.
最近頑張って咲いています.



ゴールデン・セレブレーション
(イングリッシュローズ 1992年 英)

‘Golden Celebration’

その名の通り華やかで花付き,香りがよく,いつもお見事!といいたくなるバラ.



都市の緑化2

2009-04-29 | 庭園見学
昨日の都市見学の続き.

東京ミッドタウン.

屋内に急に竹.

Sさんによると,インスタレーションの一種ですね・・・ということで.



インスタレーション(installation)て何alienquestion

1970年代以降一般化した、絵画・彫刻・映像・写真などと並ぶ現代美術における表現手法・ジャンルの一つ。ある特定の室内や屋外などにオブジェや装置を置いて、作家の意向に沿って空間を構成し変化させ、場所や空間全体を作品として体験させる芸術。  by Wikipedia


つまり,この場合は竹を使ったアートなんですね.




こちらは屋外.

モミジやモチノキなど,結構立派な樹木が植えられているのですが,そのまま立ち枯れているものも.

根元はほとんどコンクリート.

長い年月で成長できるスペースが確保されているのかなぁyellow13symbol6






こちらはミッドタウン・ガーデン.

人工芝のような青々した芝.

クリスマスの時にはLEDライトがびっしりと敷かれ,その間をカップルが歩くのだとか.

緑の絨毯なんですね.



こちらはロックガーデン風花壇と噴水.

ビミョウ~~nose4





ここは草薙君が酔っぱらって逮捕された檜町公園.

ミッドタウン・ガーデンのとなりでした.

大きな池を中心に,日本庭園風の流れ,植栽,四阿風の休憩場所があります.

ただ・・・

池,浅くて水たまりのようです.

せっかく広くて流れもあるのにもったいないですyellow22



ただ,その流れも水音が大きくてすごい勢いで流れているなぁと思っていたら,裏から見たら

ドバドバーーーーッase2ase2と,こんな具合に水しぶきを上げてふかしていましたyellow7

水量調整すればいいのになぁ・・・








都市の緑化1

2009-04-28 | 植物
今日は最近お知り合いになったSさんと,壁面緑化や商業地区の植栽などを見学に行きました.

コースはSさんのオススメコース.

六本木(ミッドタウン,ミッドタウン・ガーデン,檜町公園,クラブ「フェリア」の外壁,新国立美術館の建物),表参道(GYREビルの壁面緑化),東京(丸の内ビルの壁面緑化,オアゾ(建物&植栽)),銀座(スウォッチビルの壁面緑化),日比谷公園(昼食item7!)


まず,クラブ「フェリア」の外壁.

ものすごい量の植物が壁を覆っています.



本家のフランス人のパトリック・ブランという植物学者の人が考えた方法を使って日本人が設計・デザインしたらしく,ご本家ブラン氏にも誉められたという作品だそうです.




downdownこちらが本家パトリック・ブランの作品.



屋内で,垂直の壁に設置されたフェルトのようなポケットにひとつひとつの植物が植えられています.
まるで立体的なタペストリーのようですね.

沢山の熱帯植物が何年もあまり変わらない姿でいるようです.

植物学者の彼は熱帯植物の生態を研究して,長年の研究成果を元に植えているので,ローメンテナンス,ハイパフォーマンスの計算し尽くした組み合わせを実現できたんだとか.




downdownこちらは壁面にボックス状のコンテナを設けて植物を植えたもの.



表参道のスウォッチのビルです.
坂 茂氏の設計だそうです.

ショーケースにもなっている透明なエレベーターに乗ると,この緑化壁面に沿って上がっていく様になっています.

試しに乗ってみたら4階のドイツの高級時計メーカーの売り場に直通で,下りのボタンがないから仕方なく売り場を横断して別のエレベーターに・・・yellow15ase

なんと500万円の時計を見てしまいましたbikkuri
一体誰が買うのかな~yellow18symbol6


シマトネリコは何だか彫刻のような佇まいです.

かわいそうだなと思ってしまいました.


downdownこちらは丸の内ビルの横側にある自転車置き場.



全体を植物で覆われています.



ボックス状のコンテナが垂直に並んでいて,そこから植物が生えているのですが,何となくこの方式,園芸店の棚のような気がしませんかnose4




通常の庭園で見る自然風の樹木や植物とは全く違う,演出された緑を見た気がしました.













セントーレア

2009-04-27 | 植物
今寄せ植えにしたセントーレア‘アメジストインスノー’が元気に咲いています.

庭の花壇に植えて2鉢ダメにした後,鉢植えにしてやっと花を見ることが出来ましたnose5

名前の由来は花を見て納得kirakira

鉢苗でラベル写真がついていましたが,実物の美しさは伝えきれませんね~yellow18symbol6



ツボミはちょっと昆虫を連想しますalienase

それも毒針を持った蜂dokuro系・・・・

葉の表面に細くて白い毛のようなものがあり,まるで蜘蛛の巣がうっすらかかっているかのようです.

そのせいでシルバーリーフのような色合いです.



咲き出すとふわ~とした優しいイメージに大変身symbol4





セントーレア ‘アメジストインスノー’

(キク科セントーレア属)

学名:Centaurea

別名:西洋矢車菊

キク科なので,真ん中の部分が小さな花(筒状花)の集まりになっていますが,日に日に紫色が濃くなります.

そう,紫や青,それに白がほんのり入っている花に昔から惹かれるんですよね・・・kirakira2

最近こんな色の花が庭にずいぶん増えているような気がします.



upコリダリス‘パールデビット’と,ゲラニウム‘ビルウォーリス’



季節の楽しみ

2009-04-26 | 植物
今日は今年2回目の鎌倉松嶺院禅会の日でした.

師匠と,先日お友達になったSさんと3人で参加しました.

今月は「ボタンを愛でる季節の禅会」で,そのとおり,松嶺院には見事なボタンがたくさん飾られていました.

が,前日の大雨と風のせいでかなり傷み,残念な状態のものも...yellow13

downこの黄色いボタンは比較的きれいな状態で咲いていました.

顔を近づけるとほのかに甘い香りもしました.



downあでやかなサーモンピンクのボタン.

中国的な雰囲気です.



down今ちょうど満開を迎えたヒトツバタゴ.



別名なんじゃもんじゃ.

たしか,山などで遠くから見ると白い煙のように見え,あれは何じゃ?と思うからこの名がついたとか.



downこちらはウンナンハギ.



松嶺院は秋の萩も生垣状に仕立てたものが見事ですが,このウンナンハギは今が満開です.

あまりじっくり見ないと萩だと思わず,マメザクラ的な可憐な雰囲気を漂わせて咲いています.

シキザキウンナンハギと言うらしいのですが,このまま秋まで繰り返し咲くのでしょうか??


downこちらは東慶寺の境内の庭.



十二単(アジュガ)の青い花の群落と,苔の緑による幻想的な世界kirakira


downこちらは東慶寺の並び,民家の玄関先で見かけた光景.

テーマは手水鉢とタケノコyellow12

こんな楽しみ方でタケノコを見たことがありません.

住んでいる方の感性,素晴らしいですねclap