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やまめの庭つくり

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みどりのオープンフォーラム

2012-11-18 | ノンジャンル
突然でしたが,木曜の夜にメールチェックをしていたらグリーンアドバイザーのグループメールでイベントの案内が来ていました.

転送されていたのは横浜市環境創造局政策課の方から,土曜日に横浜でやるイベントの案内です.

その時は詳しい資料が添付されていなかったのですが,文章に,横浜の相鉄ジョイナスの屋上庭園,ジョイナスの森彫刻公園を管理している業者の方から苦労話が聞けるかも・・・というくだりがあったので,昔から気になっていたジョイナスの屋上庭園のことを知るチャンス!と思って申し込んでみました.

翌日,市の担当の方から早速色々な資料を送ってもらったところ,オープンフォーラムの内容は,横浜市の緑関連事業の紹介とグループディスカッションということでした.

ちょっとビビリましたが,専門家だけでなく,一般の老若男女も参加すると聞いてどんな感じで話し合われるのか興味を持って参加することに.

土曜日は雨でしたが,まずジョイナスの屋上庭園を20分くらい管理業者の方が案内してくれました.

詳細は明日書きたいと思います.

次に雨だったのでディスカッションは屋内会議室に移動.

これが,相鉄の本社だったので遠かった・・・

市の担当者から横浜市が独自に徴収しているみどり税をどんなことにどのくらい使っているかという説明があり,その使用実績や内容を市民会議という民間の識者のような方達がチェックをするという体制で運用されています.

やまめは「みどり税」というものを年間900円/家庭で支払っているということを知らなかったので,参加して良かった・・・と思いました.

横浜のまちづくりということにもなかなか個人レベルでどう関わっていったらいいのかわからなかったので,今まで何もしてきませんでしたが,まず,興味を持ってみるところから始めたいと思いました.

やまめが参加したディスカッションのテーマは「緑を実感できる空間を考えよう!」です.

1グループ5人プラス専門家の組み合わせで,意見を出していく形式でしたが,一般の方が素朴だけれど熱い思いを述べていくので,結構盛り上がりました.

ただ,時間が短いのにテーマが4つくらいあったので,どれも突っ込んだお話にはなりませんでしたけど.

就職してから横浜市民になったので,生まれ育った川崎市民時代よりずっと長く住んでいることになるのですが,何となく生まれ育った訳ではないので今まで「お客さん」のような気持ちだったのかも...

これからは少しずつまちづくりの観点からも緑を考えていきたいと思ったのでした.



tuliptuliptulipディスカッションまでで,予定時間が過ぎてしまったのですが,その日はその後,屋上庭園を管理しているジャングルコレクションさんがチューリップの特別講座をやってくれるというのでされも参加することにしていました.

「かなり立派な,いえ,立派すぎる栽培キットがもらえます,はい」

という,市の担当者の本当にすごいものもらえちゃいますよ~参加した方が絶対お得ですよ~的な雰囲気にちょっぴり欲の皮が張ってしまいましたので.

これについても後日,アップしたいと思います.

今日は長くなったのでこれで終了,です.

東京ステーション

2012-10-20 | ノンジャンル
今日は夕方から,来月30日に行われるRHSJとRHSJコンテナガーデニング協会の統合記念「キックオフパーティー」の会場となる,東京ステーションホテルに下見にみんなで行ってきました.

東京駅の丸の内南口から徒歩0分の所に会場があるので,間違えなければ激近ですね.

東京駅や東京ステーションホテルが新しく復元されたことはテレビ,各種媒体で宣伝しているので,ホテルに直接用事が無い人たちがロビーなどを見にきて,かなりの混雑ぶりです.

宿泊もほぼ満員の状態だとか.


改札を出たドームの所もたくさんの人が足を止めて写真を撮ったり,見上げていました.



天井が高いって気持ちがいいです.

見上げるという行為も気持ちがいいことにつながっているのでしょうか.



そして,淡いイエローの天蓋,やまめの好きな色です.

通り過ぎる人が「外国みたいだね~」と言っているのを聞き,本当に・・・と,心の中で相づちをうっていました.

日本ではなかなか,こんな装飾性の高い駅は無いのではないでしょうか.



駅は機能性が大切ですが,あわただしい通勤ラッシュで心が殺伐としがちな朝夕に,こんな空間が癒してくれそうな気がします.

ところで,ちょっとビックリしたのはホテルのロビーへの入口.

シンプルなガラス張りの自動ドアなんですが,シンプルすぎてホテルの入り口かどうか,わからないのではないかとやや不安になるくらいです.

しかも,狭い・・・yellow12ase2

こういうところが駅直結のステーションホテルならではという事情で,仕方ないところなのかも知れませんね.

でも,中はとってもきれい.

地下の駐車場は,明るくて広々していて30台のスペースを贅沢に確保してある感じです.

業務用の搬入口から会場までも歩かせてもらいましたが,330メートルの長い廊下,東京駅の端から端までを完全に歩く形になっているようです.

このステーションホテルの構造ならではのことで,面白いところです.

そして,会場の前の通路やエントランスは,派手な感じはなく,淡い紫系の色でまとめられていて,ゆったりとしたソファや調度品で,落ち着いた空間になっていました.

会場は,鏡がふんだんに使われていて,(たぶん)狭く感じないように工夫されています.



ソファにすわってみると,ものすごく気持ちがよかったです.

当日はきっと,まったく座る暇など無いでしょうから,貴重な体験です.



たまたま正餐の設えがされていたのですが,プレートには駅のドームを見上げたときの模様がデザインされていました.

さすが,ステーションホテル!



東京駅の復元

2012-10-02 | ノンジャンル
10月1日は,太平洋戦争でドーム部分と三階部分が焼けてしまい,臨時の修復姿のままだった東京駅が建設当時の約100年前の状態に復元され,お披露目される日でした.

残念なことにセレモニーは前日の台風17号の影響で中止になってしまったそうですが.

やまめは,その二日前,9月29日に丸の内に行くために東京駅に降り立ちました.

ずっと工事で養生されていた改札付近の遮蔽物が全部無くなっていて,明るくて温かみを感じる空間になっていたのでキョロキョロ見回してしまいました.

時間がなかったので構内やドームを見て回るのは次の機会にして,とりあえず外観だけ見てから移動することに.

駅の外に出ると,カメラや携帯で写真を撮っている人がたくさんいました.

東京駅は幅330メートル以上,長いですね~.



赤煉瓦と白の花崗岩の組み合わせ,黒いスレートのドーム・・・

レトロですが,周りの高層ビルに負けない存在感です.

八角屋根の時とは重厚感が違いますね.




100年前の人たちは誇らしいような,晴れがましいような気がしたのではないでしょうか.

これからの新しい日本を担う東京の中心になる駅でしたから,未来・希望の象徴だったんじゃないかと思います.



建物を見ていると自然に気持ちが上向きになってくるようです.

それは,上を見上げるからでしょうか.

材料はレンガ,花崗岩と,シンプルで昔から使われているものですが,設計,施工にかけた人たちの意気込みが伝わってくるような建築物だからでしょうか.



三階部分の復元はレンガの焼き方や原材料の配合を工夫して色を合わせるように頑張ったそうです.



南側ドームのスレート屋根には1947年の改修工事以来,ずっと保存していた宮城県雄勝産の天然スレートが4万枚使用されたそうです(本当は6万枚以上あったのですが,津波で流されてしまったそうです.)

唯一の国産スレート工場は津波で流されてしまったものの,がれきの下から従業員の人たちが一枚ずつ掘り出して洗ったものが使われたそうです.

東京駅の新生と東北の復興への願いが込められているわけです.

やまめは,ここに日本人の物づくりに対する心の復興も感じたいと思います(大げさですがalienase2).

古くなったから壊す,という発想ではなく,古くても素晴らしいものを残していくために調査し,研究して新しい技術も活かしながら保存していくことは大切なことだと思います.



そして,駅だけでなく,東京ステーションホテルという歴史あるホテルもリニューアルオープンされます(10月3日)

実は11月30日にここでRHSJとコンテナガーデニング協会統合記念のキックオフパーティが行われるので,そんな余裕は無いかも知れませんが今から少し楽しみです.






サンシャイン水族館

2012-09-22 | ノンジャンル
毎週池袋に行っているので,是非サンシャイン水族館とプラネタリウムに行ってみたい!と思って,早2年.

とうとう,格安でチケットを入手出来ることになり,行ってきました,水族館penguin

といっても,仕事帰りにとなりのビルに行ってみた・・・という感じですけど.

昨年の夏にリニューアルオープンして一周年,平日でもかなりのお客さんが来ているという話でしたが,さすがに6時過ぎではガラガラで,好きなだけ水槽の前で魚たちを見ることが出来ましたsymbol4

18時に入場して,15分から始まるラグーンでのパフォーマンスをまず最初に見ることに.



誰もいないラグーンと呼ばれる水槽.

江ノ島や葛西のように大きな水槽ではないけれど,何が始まるのかな・・・と,ちょっとワクワク.



お姉さんが元気に登場.

エサで小さな魚たちをひとつの生き物のように操って,自分の姿を隠してしまいました.



トラフ鮫との遊泳.軟体動物のように柔らかそうなトラフ鮫.

抱えて泳ぐ姿は抱き枕のように見えました.




upエレファントノーズフィッシュ.ゾウに似ている!
ハナも長い,不思議な顔をしています.


upマンボウ.
水槽の壁にあたって,水平になってしまい,5分くらい体勢を整えようともがいていました.

見ているこっちも奥歯に力が入ってしまい,もどかしくて・・・

飼育員さんによると,今は円形の水槽だからマシなんだそうです.以前の四角い水槽では本当に角にはまって身動きできなくなっていたとか・・・
どんだけ不器用なんだ~と,つっこみたくなりますね.

口もただ穴が開いているみたいで,閉じられないんじゃないかな.いらぬ心配ですがaliensymbol5



upはちまき,腹巻きをして夜店の屋台にいそうなおじさん顔のふぐの仲間.



upあじの仲間,ルックダウン.絶壁から見下ろしているような感じなのでしょうか.
平べったすぎる・・・



up魚の迫力,痛そうな歯とぎょろりとした光る目.

何とかダイという名前でしたが,こんな目の生物とはやはり心は通い合わせることが出来ないだろうなぁ・・・



カエルやカメもいました.





いかにも毒,ありそうですね
それより,作り物っぽくて,生き物として認識するのにやや抵抗があります.
真っ青な足と手の,体に対するバランス,おかしくないですか?





up三陸の海の生物企画展をやっていて,ホヤが水槽の中にいました.

ホヤって植物?イソギンチャクの仲間???

と思って調べてみたら,

「成長過程で変態する動物で,幼生はオタマジャクシ様の形態を示し遊泳する幼生は眼点・平衡器・背側神経・筋肉・脊索などの組織をもつ.
成体は海底の岩などに固着し,植物の一種とさえ誤認されるような外観を持つ.
成体は,脊索動物の特徴である内柱や鰓裂をはじめ,心臓・生殖器官・神経節・消化器官などをもつ.」
by wikinotepencil


ホヤがオタマジャクシのような姿で泳ぎ回るとか,成体に心臓がある,ということにビックリ.
いつのまにか,自分の中で植物として分類していたことに気づきました・・・

東北の居酒屋さんで食べた,海や磯の香りと味がきついだけの,苦手な食べ物ですが,生態を知るのは面白いものですね.





芸術の秋

2012-09-15 | ノンジャンル
13日,国分寺のギャラリーで開催されている安藤桂さんの金属造形展と銀座のギャラリーで行われている飯塚亜裕子さんのガラス展を師匠と見に行ってきました.

安藤桂さんは,立川に工房を構える赤川ボンズさんのお弟子さんです.

縁あって工房にお邪魔したときに体験教室でお世話になりました.

古いコインを使ったネックレスや小さな作品が気に入って,家に連れ帰りました.

今回は個展なので簡単に手に入れられるような作品はなかったものの,相変わらずストーリー性があって,童話や絵本を見ているような楽しい気持ちになる作品達でした.



今回は海をテーマにイマジネーションあふれるメルヘンチックな世界が展開されています.

そして,安藤さん独特のキャラクターも登場.

福島で流されて楽器としてはダメになってしまったラッパ(正確には何という楽器なのかわかりませんが)の指で押す管の部分がボイラー室や潜水艦の中のような演出で,小さなウサギの耳を持った不思議生物が登場していました.

まだ名前が無いというので,やまめが前回連れ帰ったキャラは「ソラムシ」と名付けられていたので,ラッパにかけて「オトムシ」なんてどうでしょう?と言ったら,それ,「いただきます」といことに.

もしかしたら,作品の名付け親になったかも知れません.

23日まで(18日は休廊)国分寺の国分寺くるみギャラリーで開催されています.

駅から10分かかりませんが,12時~なので,行く途中にある中華料理屋さんでお昼を食べていくのもお勧めです.



本格中華の定食がどれも800円前後で食べられます.ボリュームもすごいですyellow12rarmen



次は銀座へ.こちらは14日までの開催でした.

泰明小学校の近くのギャラリー田中です.

飯塚さんは,普段新潟に工房を構えていて,今年の夏も炉の温度が1000℃を超え,暑い室内で作品を作り続けていたそうです.

ガラスといっても,パート・ド・ヴェールという,聞き慣れない手法ですが,ネットでわかりやすく説明してある文章を引用させてもらいますnote

ガラス技法「パート・ド・ヴェール」はフランス語で「ガラスの素地」という意味です。色ガラスの粉を鋳型に詰めて焼き上げるこの技法は、古代メソポタミアとエジプトで栄え、その後長らく途絶えていましたが、アール・ヌーヴォー期の1880年代に再発見されました。 
 この技法では、陶磁器制作のように複雑な立体表現が可能となります。アール・ヌーヴォー、アール・デコ期に作られたパート・ド・ヴェールの作品には、草花や生き物等さまざまなモチーフが浮き彫りされています。また、繊細な色使いと質感もパート・ド・ヴェールの魅力の一つです。色とりどりのガラスの粉が焼き固められた柔らかな色合い、マットな質感は、この技法特有のものです。
 



まず,粘土で造形物を作り,石膏で型をとって,その後色ガラスの粉末を出来上がりをイメージしながら入れていくのだそうです.

作品を見ると,今回は庭や温室,野に咲く花々をイメージしたとても絵画的なデザインで,作るときは大変だっただろうなぁ・・・・と,素人目にも察せられる複雑なデザインでした.

植物と関わる仕事をしているやまめにとって,どれか買わせていただきたい!!と,切に考えてしまうほど美しい作品でしたが,残念ながらこちらもおいそれとは連れ帰れないお値段でしたyellow15

実はこの葉書の「庭の器」(写真上)か,「花の器」(写真下)を密かに欲しいと思っていたのですが,実物は予想を遙かに超えた大きさ(巨大なラーメンどんぶりくらいでしょうか.失礼ase2)で,価格もビッグサイズ・・・aliensymbol5

あぁ,せめて赤ちゃんのお茶碗サイズだったなら・・・

などと,未練がましく考えていたら師匠が一言.

「こういう作品は飾る場所も選ぶものなんだよ.光がきれいに当たって,こんな感じにガラスで囲まれているとかさ」

おっしゃるとおり

まずは作品を飾る場所の確保から,ですね.

道は遠い・・・・