やまめの庭つくり

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三溪園見学会

2008-09-18 | 庭園見学
昨日は母校のガーデンデザインの授業で庭園見学があり,師匠にくっついて一緒に見学してきました.

三溪園は,原三溪さんが,約20万平方メートルの土地に理想の庭園を築いたものですが,地形が当時とかなり変わっています.

まず,南門側.

外はスイレン池が拡がり,上海から送られてきた建築物が見られる本牧公園があります.



実は南門のところまで昔は海で,海水浴が出来たそうです.

蓮池のところから一直線に海につながる道が伸び,池のところからも海が見えたらしいのですyellow25



外苑は一般の人に開放していたので,夏は多くの人がぞろぞろと海水浴に向かっていく・・・

そんな光景を想像すると,羨ましい~hi

また,正門から入ってすぐの大きな池のところからは,三溪園の外側を埋め立て,コンビナートが出来たときに,見えなくなるはずだったエントツ(確か高さ200m)が・・・

down池沿いに歩いて行くと,藤棚のあたりから見えます・・・yellow22



三重塔の左横にバシッと見えてしまうことになったため,土盛りをしたり,マツの植栽をしたり,いろいろな方法で目かくしをしたとのことです.

目かくしyellow20

でも,エントツを隠すんですから.

大きな山が三重塔のある築山の左右に生まれたわけです.

三溪園に行ったとき,当時の写真が掲示されていますので,是非,見比べてみて下さい.

南門近くから,松風閣跡に上る階段があり,そこからは三溪園の外の世界が見えます.





三溪さんも,まさかこんなことになるとは思わなかったことでしょう・・・alien

東京の後楽園などは,東京ドームが間近にせまり,騒音もすごいですが,ここはかなり庭園から見る景色が守られている方なのでしょう・・・yellow4symbol6

庭園が完成した往時の使われ方や三溪さんの想いを想像しつつ,歩く.

師匠が生徒達に教えたかった庭園観賞ポイントの一つ,だと思いましたyellow19kirakira2



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