やまめの庭つくり

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萩の松嶺院禅会

2009-09-28 | ノンジャンル
日曜日は円覚寺の塔頭,松嶺院浄名禅会に参加してきました.

相変わらず老師のお話を事細かに理解できるレベルではありませんでしたが,印象に残った言葉がいくつかありました.

そのなかのひとつは,雲水は,坐禅を命がけで行っている.

けれど,禅宗はキリスト教と違って,他の宗教を信心していたとしても一切関係なく,スポーツのように気楽な気持ちで坐禅をやってみるということでよしとしている.

というような内容でした.

つまり,悟りをひらきたくて真剣に取り組む人にとってはとても厳しいけれど,入り口はどんな信仰の人でもお気楽にどうぞ,という感じなのでしょうか.

そして,悟りを求める人はその覚悟を師に見せるために自分の腕を切り落としたとかいう話(法話,でいいんでしょうか)が多いんですよね.

おおらかな宗教なのかと思ったら激しい部分があって,とてもやまめには理解しかねるのですが,坐禅の呼吸だけでも出来るようになったらいいなと思っています.

が,昨日も横隔膜を下にぐっと下げて,おへそに力を入れ(丹田に力を入れる),静かに息を吐きながらゆっくり1から10まで呼吸を数える・・・・

そういう単純なことが出来ず,一呼吸ごとに色々なことが思い浮かんでは消え,専門用語の妄想(もうぞう)の餌食になっていました

この丹田に力を入れられないと,100年経っても妄想ばかりで,坐禅にならないということだそうです.

でも,妄想って,次から次へとわき上がってくるんですよね.

妄想で出来ていると言っていいくらいです.

唯一これだけが老師のお話の中で実感として感じられることです,毎回...

さて.

松嶺院の石庭は,作庭から1年半,まわりの古木や建物をバックに,ますます落ち着いた様子になってきました.

真ん中の大きな青石は徐々に色が変化してきているそうです.



今年は去年より若干高めに仕立てた萩が,今を盛りに咲いていました.

直立不動の姿勢でシオンも美しく満開です.



白い塀沿いには秋の山野草がずらりと並んで咲き出していました.

明日は山野草を紹介したいと思います.



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