やまめの庭つくり

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ガンベライア荘

2010-06-06 | イタリア庭園紀行
今頃になって身体が軽くなってきましたが,今日は一日頭が痛くてゴロゴロしていました.

これが時差ボケというものなのでしょうか?

写真の整理など全く出来ませんでした・・・yellow20

仕方がないので今日は文章だけにします.

後日写真アップするので,また見に来てください

どんな順番に書いていこうか迷いましたが,とりあえず印象深く,楽しかった庭園の紹介から行きたいと思います.

まず,一番気持ち良かった庭園.

やまめは断然ガンベライア荘です.

フィレンツェのサンマルコ修道院前広場からバスに乗り,約20分,Settignanoというところで下車し,そこから徒歩で10分くらいのところにあります.

ガンベライアとはザリガニという意味らしいですが,全くそんな印象はなく,とても居心地の良いやさしい雰囲気の庭園でした.

ここは17世紀には現在の庭園の原型が出来,19世紀に入ってからセルビア皇妃の妹ギーカ侯爵夫人がこれを入手し,友人のアメリカ人女性ブラッド嬢とともに改修を加えたと言うことです.

主庭は整形式の左右対称,直線の園路ですが,池や香り高いピンクのバラ,短く刈り込んだ草地にゆれる白い小花等がやさしく,気持ちの良い景色にしてくれています.

そして,何より一番素敵なことは,屋敷と庭園以外のものがまわりに何も見えない,空中に浮いているような感覚が味わえることです.

庭のテラスや糸杉のアーチのむこうには広々とした山並みやオリーブの木々が連なり,遠くにはフィレンツェの街並みが見えます.

下から吹き上がってくる乾いた気持ちの良い風とまぶしい陽の光と青空が何よりこの庭園を魅力的に思わせてくれました.

ベンチに座ってクッキーなどの昼食でしたが,いつまでもずーーーーっとここに座って風に吹かれながら景色を見ていたいと思いました.

こんなに居心地がいいところは初めてでした.

ねこまたさんとふたり,

「あ~気持ちがいいところだねーkirakira2」と

何回も繰り返し言い続けたのでした.

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