晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※文章や写真の無断転載は禁止!

eラーニングで学ぶ いいとこ取り『源氏物語』 第1回目受講

2008年11月25日 | 日記
10月31日(金)に第1回目が配信開始された『京都eラーニング塾』eラーニングで学ぶ いいとこ取り『源氏物語』―宇治十帖の名場面を原文で味わう―を今日やっと受講しました。

いつでもどこでも何度でもインターネット環境(Macは非対応)があれば受講できる eラーニングの講座ですが、なかなかゆっくり受講できずにいました。

今日はしっかり2度くりかえし受講しました。

今回の講座eラーニングで学ぶ いいとこ取り『源氏物語』もよかったです。

11月30日(日)まで受講申し込み可能ですので、源氏物語の宇治十帖にご興味がある方はご一緒に学びましょう♪






第1回目は 橋姫、椎本。

講師である外山敦子先生の進行ペースがとても心地よくて、語りもやわらかで、わかりやすく学べました。

薫の生い立ち、宇治川の流れと邸宅の位置、薫の聖(ひじり)への憧れと八の宮の意識・・・ひとつひとつに なるほど!!と思いました。

平安時代は京の南に巨椋池があったので宇治川の流れもまた違っていたでしょうね。

さらに当時の宇治川には「網代(あじろ=竹や木で編んだ魚を獲るための仕掛け)」もあり、八の宮にとって仏道修行の妨げとも感じられるような川の流れる音とはどんなだったのでしょう。

現代では聞くことのできない失われた音ですよね。


そして、薫の垣間見から恋が始まります。

「昔物語」(=伊勢物語)を踏襲しつつ、読者の期待をすっぱり裏切る紫式部のストーリー展開も心憎いです。
だからこそ『源氏物語』は面白いのですよね。





宇治上神社 拝殿




宇治上神社 本殿

*現在、宇治上神社がある付近が“八の宮”の邸宅付近と想定されています。





宇治市源氏物語ミュージアム <橋姫>での垣間見シーン。


 この記事に掲載の写真はすべて今年の秋に撮影したものです。




<当サイト内、関連ページ> ちゃっかり宣伝。

『源氏物語』宇治十帖古蹟を巡る

宇治市源氏物語ミュージアム(リニューアル前の2006年撮影)

宇治神社(2006年10月)
宇治神社(2007年1月)

宇治上神社(2006年10月)
宇治上神社(2007年1月)






 web拍手送信ありがとうございました。

下のリンクをぽちっと押すだけです☆ メッセージも送信可能です。

web拍手を送る

HP『花橘亭~なぎの旅行記~』に戻る> <コメントをくださる方は掲示板へ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする