晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
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ラテルナマジカ「平安幻想」

2009年06月09日 | 日記
今日はふと思い立って、部屋の掃除を少しずつ開始しました。

思い立ったが吉日

私は、旅先でいただくパンフレットをファイリングしたり、クリアファイルにいれたりしているのですが、すごい量なので、ざっと見ながら思い切って捨てることにしました。

古いものでは1998年のものがありました。

その昔、京都駅に シアター1200 ラテルナマジカ「平安幻想」 という
CGを駆使した大型映像・立体音響で平安時代を体感できる施設があったのを
覚えていらっしゃいますか?orご存知ですか?

私、この施設が結構お気に入りで京都に行ったら必ず寄っていたのですが、なくなってしまったのですよね。

あっという間になくなってしまった感があります。


舞楽「蘭陵王」や「胡蝶」のシーンがあったり、菅原道真や祐姫(すけひめ)、藤原道長、光の君も登場していたんですよー。
祐姫はたぶん、村上天皇の更衣で第一皇子を産んだのにその皇子が皇太子になれなかったのを怨んで怨霊になったといわれるアノ祐姫ですよね。

当時の私は、祐姫を出すなんてマニアックだな!と思ったものでした。(笑)

人形じゃなくて本物の人間(舞人さん・役者さん)が演じられている映像を見ながら、観客が次の場面の部屋へ移動するというスタイルでした。
遊園地のアトラクション感覚に近いかな。

映像が本当に綺麗で迫力があって、大好きでした。


施設がなくなってもう何年も経ちますが、今日、偶然 ラテルナマジカ「平安幻想」のチラシを見つけて懐かしく思いました。

チラシのウラを見たら、舞楽は「女人舞楽 原笙会」さんによるものだったのですね。
とっても素敵だなぁと思って見ていた記憶があります。

祐姫は女性の役者さんだと思っていたら、歌舞伎役者・女方の市川春猿さんだったそうで。


そして、びっくりしたのが、“光の君”を演じていたのが俳優の谷原章介さんだったということです。
同姓同名の役者さんじゃない・・・と思うのですが、当時の顔を覚えていないのでなんとも。


個人的に、京都には、風俗博物館や宇治市源氏物語ミュージアム以外に、「平安時代」を体感できる施設がもっとあっていいと思います。
・・・ってゆーか、誰か作ってください。



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