京都市下京区にある『風俗博物館』の展示より
現在の実物大展示室では、久しぶりに細長(ほそなが)姿の姫君が登場
前身ごろと後身ごろを長くひくのが特徴的な装束です。
今回の姫君は、当帯(あておび)がありません。
平安時代の細長の形態は当時のものが残っていないこともあり、諸説あり、当帯(あておび)があったのかどうかも定かではないといわれています。
**************
当帯があるとこんな感じ。過去の展示で撮影。
**************
・・・で、現在の展示に話を戻します。
現在の展示で細長姿の姫君そのものも印象的ですが、
何より驚いたのが、姫君が着ている単(ひとえ)なんですっ
単(ひとえ)の文様は、よく見られる「幸菱(さいわいびし)」なのですが、現代よく見られるものではなく、“古式の「幸菱」”だったので。
鶴岡八幡宮のご神宝・御神服にみられる単(ひとえ)と同じではないかと・・・予想。
*☆*―――――――――――――――――――――――――――*☆*
『鶴岡八幡宮』公式サイト>「宝物」
・≪国宝≫御神服【袿】5領
(フレームページの一部です。単の画像はありません)
淡香地幸菱文綾織 (うすこうじさいわいびしもんあやおり)より
>大きい唐花菱と四唐花菱を交互におく幸菱文である。
と解説されています。
*☆*―――――――――――――――――――――――――――*☆*
現在よく見られる一般的な(?)単(ひとえ)の「幸菱文」はこんな感じです。
装束店によって「幸菱文」の文様も微妙に違うのかも!?
(そのあたり、よく存じません)
体験用に置いてあった単(ひとえ)を撮影。
同じ「幸菱文」の名とはいえ、文様が違いますでしょう?
・・・なんて書きつつ、私も詳しく知らないのです。
詳しい方、いらっしゃいましたらご教示くださいませ。
なぜ「幸菱文」に反応できたか・・・?(笑)
昨年、試泊体験させていただいた王朝浪漫の夢見宿「斎王の宮」で宿泊したお部屋の名前が
「幸菱」だったから。
ブロガー試泊体験記は当ブログ内の記事、こちらからどうぞ。
度々、幸菱について書き散らしています。
●王朝浪漫の夢見宿「斎王の宮」試泊体験記 INDEX
⇒web拍手を送る
<HP『花橘亭~なぎの旅行記~』に戻る> <コメントをくださる方は掲示板へ>
現在の実物大展示室では、久しぶりに細長(ほそなが)姿の姫君が登場
前身ごろと後身ごろを長くひくのが特徴的な装束です。
今回の姫君は、当帯(あておび)がありません。
平安時代の細長の形態は当時のものが残っていないこともあり、諸説あり、当帯(あておび)があったのかどうかも定かではないといわれています。
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当帯があるとこんな感じ。過去の展示で撮影。
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・・・で、現在の展示に話を戻します。
現在の展示で細長姿の姫君そのものも印象的ですが、
何より驚いたのが、姫君が着ている単(ひとえ)なんですっ
単(ひとえ)の文様は、よく見られる「幸菱(さいわいびし)」なのですが、現代よく見られるものではなく、“古式の「幸菱」”だったので。
鶴岡八幡宮のご神宝・御神服にみられる単(ひとえ)と同じではないかと・・・予想。
*☆*―――――――――――――――――――――――――――*☆*
『鶴岡八幡宮』公式サイト>「宝物」
・≪国宝≫御神服【袿】5領
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淡香地幸菱文綾織 (うすこうじさいわいびしもんあやおり)より
>大きい唐花菱と四唐花菱を交互におく幸菱文である。
と解説されています。
*☆*―――――――――――――――――――――――――――*☆*
現在よく見られる一般的な(?)単(ひとえ)の「幸菱文」はこんな感じです。
装束店によって「幸菱文」の文様も微妙に違うのかも!?
(そのあたり、よく存じません)
体験用に置いてあった単(ひとえ)を撮影。
同じ「幸菱文」の名とはいえ、文様が違いますでしょう?
・・・なんて書きつつ、私も詳しく知らないのです。
詳しい方、いらっしゃいましたらご教示くださいませ。
なぜ「幸菱文」に反応できたか・・・?(笑)
昨年、試泊体験させていただいた王朝浪漫の夢見宿「斎王の宮」で宿泊したお部屋の名前が
「幸菱」だったから。
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