金沢の観光スポットレポート その528(No.808)
◇金沢名建築物巡り 尾張町界隈 ④
9)金沢蓄音機館
当建物は歴史的建築物の点在する尾張町の目抜き通りに面し、既
存建物の躯体を利用するという建築条件の中計画された。
用途の異なる既存建物の機能を補充するため必要最低限の増築を
行い、外観は蓄音器を納める建物として、また周辺建物との調和
を維持するに相応しいデザインとは如何なるものかを主題におき
スタディを繰り返した。
■写真は金沢蓄音機館全景
◇金沢蓄音機館ホームページ
http://www.kanazawa-museum.jp/chikuonki/
■写真は1Fイベント風景
紹介ページ(その1)
紹介ページ(その2)
■写真は2F聞き比べ
■写真は3F展示室
10)松田文華堂
父子相伝の筆屋で、もともと松田家は本家と分家とも御国染「黒
梅染」を業としていた。分家が筆を商うようになり、当主は代々
”平四朗”を襲名していた。幕末の当主は金沢八人衆とうたわれ
た旦那衆で、青木木米を招いて春日山窯の開窯まで窯元も兼業し
ていた。
現在は毎週火・金曜日に開店している。遠縁にあたる金子作造氏
のミニチュア作成作業場として使用している。
■写真は松田文華堂全景
11)黒田香舗(黒田永一商店)
沈香や伽羅といった高級香材にこだわって作った特製の線香が販
売されている。店内には年代物の鳳凰の着いた看板がある。
■写真は黒田香舗全景
■写真は店内の看板
(つづく)