金沢の観光スポットレポート その535(No.819)
◇金沢の夏-4 新盆の大乗寺
□本多家菩提寺 大乗寺
正応2年(1289)永平寺第3代徹通義介(てっつうぎかい)禅師が
曹洞宗に改修し改めて大乗寺を開山。加賀国最初の曹洞宗寺院とし
て寺運は隆盛した。
2代瑩山(けいざん)禅師は永光寺(ようこうじ羽咋市)總持寺
(現在の總持寺祖院)を開き、室町幕府歴代将軍の帰依や柏原天皇
の勅願寺にも定めらた。
元禄10年(1697)加賀藩家老本多政均が庇護したことで現在地に
再建され、以後本多家の祈願所として寺領200石が安堵され寺運
も再び隆盛します。
■写真は大乗寺総門(黒門)
■写真は山門(赤門)
■写真は仏殿
■写真は法堂(ほっとう)
■写真は僧堂(座禅堂)
■写真は大乗寺丘陵より市内を望む
(つづく)