金沢の観光スポットレポート その628(No.962)
◇兼六園の梅2017 ① 冬至梅、素心蝋梅、八重寒紅
梅林の中で一番多い品種は白加賀で例年は2月下旬から3月上旬であるが、今年は1月10日頃から開花し、昨年並みの早さで、地球温暖化が梅の開花に大きく変化している。
白加賀の過去5年間の開花を見ると、昨年は1月8日、2015年は2月23日、2014年は2月25日、2013年は3月7日、2012年は3月6日だった。(北国新聞の情報)
■写真は冬至梅(1/12)
○兼六園梅林
兼六園随身坂口近くに広がる約3000平方mの梅林。この梅林は昭和43年に明治百年記念事業として全国の名梅を集めて造成され、平成12年3月に庭園として再整備されたもで、現在は約200本の梅があり、そのうち白梅約140本、紅梅約60本、白加賀、摩耶紅梅、青軸、八重寒紅など約20数種類が咲き誇る。
番外)素心蝋梅(そしんろうばい)
毎年一番に咲く素心蝋梅は今年枯れたのか、残念ながら咲かずじまいでした。
■写真は素心蝋梅(2016/2)
1)冬至梅(とうじうめ)
冬至梅はその園芸品種の1つ。樹高は3メートルから6メートルくらいで、枝は細い。早咲きの品種。野梅系の白い一重咲きの中輪(花径20ミリから25ミリ)。
■写真は冬至梅(1/15-25)
■写真は冬至梅満開(2/9)
2)八重寒紅(やえかんこう)
野梅系 野梅性八重。中輪で花弁は波打ち、萼は濃いこげ茶色。樹勢は強い。早咲きのため正月の盆栽に向く。
■写真は八重寒紅(2/1、3/12)
(つづく)