金沢の観光スポットレポート その629(No.963)
◇兼六園の梅2017 ② 緋の司、白加賀、青軸
梅林の中で一番多い品種は白加賀で例年は2月下旬から3月上旬であるが、
今年は1月10日頃から開花し、昨年並みの早さで、地球温暖化が梅の開
花に大きく変化している。
白加賀の過去5年間の開花を見ると、昨年は1月8日、2015年は2月23日、
2014年は2月25日、2013年は3月7日、2012年は3月6日だった。
(北国新聞よりの情報)
3)緋の司(ひのつかさ)
紅梅系 紅梅性八重花弁はヘラ型でわずかに抱え咲き。雄
しべは長くきれいに開く。樹勢は強い。
■写真は緋の司(2/17)
4)白加賀(しろかが)
花は大輪の一重。実も大きい。樹勢は強いが花粉少なく自
家不結実性。
兼六園の梅園では本数が一番多い。
■写真は白加賀(2/1)
■写真は白加賀(2/17)
■写真は白加賀(2/25)
■写真は白加賀(3/28)
5)青軸(あおじく)
青軸は花梅としても、実梅としても楽しめる品種で、花色
は緑がかった白。果色は緑黄色の大粒の早生種。梅酒、梅
干、梅ジャムなどに利用できる。
■写真は青軸(2/9、3/12)
(つづく)