金沢・いしかわイベントレポート(No.971)
◇市民講座「文化都市金沢」と「観光都市金沢」を受講!
3月18日(土)長谷川孝徳教授の北陸大学市民講座「文化都市金沢」と「観光都市金沢」を北陸大学太陽が丘キャンパス2号棟で受講しました。
昨年のインバウンド(日本への海外旅行者)、アウトバンド(海外への日本旅行者)収支は初めて黒字になった。日本への旅行者数が初めて2,000万人を突破した。
■写真は長谷川教授
□文化都市とは?
地域文化への誇りが基盤であり、その表現としての町並みや都市景観を整備しその基盤の上にさらに質の高い創造的な地域社会を展開することを目指している都市。
歴史・文化・芸術の場の創造と再生を目標とする都市。
□観光都市とは?
観光による産業が主である都市をさす。観光地と利都市が合わさったもので、都市の中に観光施設があるか、もしくは観光地の中に都市がある。
「観光地」という言葉があるようにこれは観光を行う上で目的とする場所のことであり、地理学的に都市ではない。
□文化資源とは?
ある時代の社会と文化を知るための手がかりとなる貴重な資料の総体である。これを文化資料体と呼ぶ。文化資料体には博物館や資料庫にに収まりきれない建物や都市のの景観、あるいは伝統的な芸能や祭礼など、有形無形のものが含まれる。
わがが国の多くの都市は城下町を基礎に発展してきたものであり、城郭建築や大名によりり作れれた名庭、特別名勝などにも指定され、都市の興味対象兼客間としての役割を担っている。
金沢は第二次世界大戦の戦火にも合わず全国的にも稀な文化資源が残る「文化都市」であり、これをさらに磨きをかけ、建造物の保存や再生、自然景観、食文化、芸能などを継承し、文化資源から観光資源として活用しなければならない。
■写真は北陸大学太陽が丘キャンパス
□北陸大学市民講座ページ