金沢の観光スポットレポート その631(No.965)
◇兼六園の梅2017 ④ 鶯宿、道知辺、鹿児島紅
梅林の中で一番多い品種は白加賀で例年は2月下旬から3月上旬であるが、今年は1月10日頃から開花し、昨年並みの早さで、地球温暖化が梅の開花に大きく変化している。
白加賀の過去5年間の開花を見ると、昨年は1月8日、2015年は2月23日、2014年は2月25日、2013年は3月7日、2012年は3月6日だった。(北国新聞よりの情報)
9)鶯宿(おうしゅく)
果実は中くらいで豊産性、梅酒に向く。樹勢は強い。同じ名称で八重のものは花梅。
■写真は鴬宿(2/25、3/8)
10)道知辺(みちしるべ)
中国原産で、日本へは古代に渡来の園芸品種。樹高は3メートルから6メートル。葉は楕円形で、互い違いに生える。豊後系の紅い一重咲きの大輪(花径30ミリから40ミリ)で、開花時は淡い紅色で、咲き進むと濃い紅色になる。
■写真は道知辺(2/17、3/8)
11)鹿児島紅(かごしまべに)
紅梅系 紅梅性八重、中輪で、花弁には波が無く平たく見える。雄しべの数が多く色も紅色。樹勢は弱い。
■写真は鹿児島紅(2/25、3/8)
(つづく)