植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

金沢城城下町の歴史遺産「外惣構堀を考える」③

2017-07-10 04:30:56 | 日記


金沢の観光スポットレポート その700(No.1056)

◇金沢城城下町の歴史遺産「外惣構堀を考える」③

5月27日(土)ボランティアガイドの会「まいどさん」16期生の「よるまっし16」会金沢城城下町の歴史遺産「外惣構堀を考える」勉強会に参加した。

■写真は右衛門(えもん)橋



■写真は鞍月用水



○土居(土塁)とは

集落や城・館の周囲に、外敵から守る備えとして設けた土の垣。

■写真は高岡町と長町の土居イメージ図



■写真は四ツ屋橋跡付近



■写真は図書橋跡



■写真は図書橋からの土居内通り



○安江町升形橋と土居

港がある宮腰(現金石)からの往還道が西惣構と交差する城下町の入口だった場所で、堀と土居を曲げた方形の区間をもつ施設(升形)儲けられていた。

■写真は現在の安江町枡形遺構跡



○升形とは
城郭への出入口である虎口が方形空間を囲んで築かれた箱形の石垣で造られたもの。(歴史民俗用語辞典)重要な出入口を枡のように囲むことで、いざとなった時に枡の中に敵を閉じ込めて四方から攻撃することも可能な防御施設のことです。

■写真は安江町枡形古地図



■写真は安江町枡形遺構復元イメージ図(北国新聞より)

■参考資料:当日配布資料より

(つづく)