金沢の観光スポットレポート その701(No.1057)
◇金沢の夏2017 ④ 旧陸軍第九師団司令部、旧陸軍偕行社ほか
○国立近代美術館工芸館が金沢移転予定
地方創生政策の一環で,東京・千代田区の北の丸公園にある国立近代美術館の別棟・工芸館を,金沢市の兼六園に隣接する本多の森に移転することが決まり,今後の協議に入りました。数年以内の移転が目標とのことで,各紙で同様に報道されています。
その根拠は,工芸分野の人間国宝が東京都9人,京都府9人と並んで石川県も9人という成果です。これを人口100万人当たりでみると,石川県が7.76人(2015年)で,東京・京都を大きく上回って全国1位。全国平均が0.46人ですから,その16.8倍と突出しています。想像されるように,国としての贈答品にも重用される輪島塗,九谷焼をはじめとする貢献は大です。
その中で移転先は、金沢市にある「旧陸軍第九師団司令部」と「旧陸軍偕行社」を移築して活用するとし、2020年東京オリンピックまでにをめどに移転の予定。
■写真は「旧陸軍第九師団司令部」と「旧陸軍偕行社」
■写真は国立近代美術館工芸館
■写真は国立近代美術館工芸館移転イメージ図(金沢なびゲ―ションHPより)
□金沢なびゲ―ションHP
■写真は能楽堂
■写真は能楽堂前の杜若像
■写真はしいのき緑地から辰巳櫓跡
■写真はしいのき迎賓館
撮影日:2017.6.29、7.1
(つづく)