植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

歴史の道「臼が峰往来」を行く!①

2017-07-19 04:11:28 | 日記


石川の観光スポットレポート (No.1062)

◇歴史の道「臼が峰往来」を行く!①

6月17日(土)石川県ウオーキング協会は第26回「石川県スポーツレクリエーション交流大会」歴史の道「臼が峰往来」を行くを宝達志水市志雄運動公園発着に参加した。

■写真は志雄運動公園をスタート

○臼が峰と志乎路(しおじ)往来

奈良・平安時代以来の官道で、文化庁「歴史の道100選」にも選ばれている、宝達志水市下石より、深谷、見砂を経て氷見市日名田までの道中を「臼が峰往来」または「御上使往来」と呼ばれる歴史街道です。





■写真は石仏峠の参加者



天平18年(746)国司として越中に赴任した大伴家持が、天平20年(748)春初めて能登巡行に際し、気多大社参拝のためこの道を通り詠んだとされる、歌が万葉集に収められている。

「之乎路(しおじ)から 直越(ただこえ)え来れば羽咋の海 
            朝凪(な)ぎしたり船楫(かじ)もがも」

■写真は石仏峠の大伴家持の歌碑



臼ヶ峰は標高わずか265mであるが、頂上からは富山湾や立山連峰、邑知潟などが眺望でき、指定された道は下石から臼ヶ峰までは約4kmで、富山県氷見市日名田の関所跡へと続いている。当日は残念ながら立山連峰は眺望できなかった。



■写真は深谷の看板と往来道



■写真は臼が峰の地蔵



■写真は臼が峠からの立山方面

(つづく)