金沢の観光スポットレポート その787(No.1170)
◇金沢の冬2017-3 雪吊り③ 完
◇雪吊りとは
大切な庭木を冬に積もった雪の重さで枝などが折れないようにする対策、方法を総称して「雪吊り」と呼びます。
石川県では明治初期から確立したと言われ、 冬の風物詩として、加賀金沢を中心に石川県下はどこの家庭でも十一月の初冬を迎える頃に作業が始まります。
北陸特有の湿った雪質は、重く、庭木の枝によく着雪します。枝折れ、裂け、潰れるなど、雪解けの三月に思わぬ被害に驚かされます。
4)その他
菰掛け、竹立て(添え)しぼり、巻きあげ、小(中、大)しぼり、街路樹の低木列植には「横竹しぼり吊り」「竹ばさみ」の手法があります。
■写真は兼六園
■写真は尾山神社
■写真は香林坊
■写真は本多町MRO
■写真は駅前通り
■写真はにし茶屋街
■写真は平和町民家
(つづく)