
金沢の観光スポットレポート その790(No.1177)
◇金沢の食AKB+Nとは??(近江町市場)
答えは「甘エビ」「かに」「寒ブリ」「のどぐろ」です。金沢市近江町で取材してみました。

〇甘エビ
甘えびは学名を「ホッコクアカエビ」といい、水深200~400メートル付近に生息しています。とろっとした食感と甘味が特徴で、 わさび醤油でのお刺身や寿司ネタとして、生を味わうのが一番人気!そのほか、丸のまま塩焼きやから揚げ、鍋物、茶碗蒸しなどでも美味しい。

〇ズワイガニ・コウバコガニ
ズワイは大きい雄ガニのことで、福井では越前ガニ、山陰では松葉ガニと呼ばれ、ゆでて酢醤油で食べるのが一般的です。
雌の方は香箱(コウバコ)と呼び、小さくて身が少ないかわりに甲羅にびっしり卵とミソが詰まり、コウバコの方を好む人も沢山います。
香箱は雌のため漁の時期が短く、2017年の香箱ガニ漁の最終日は、12月25日(月)の予定。
加能ガニ(石川産ズワイガニ)とは、石川県で水揚げされるズワイガニのみを指します。

■写真はズワイガニ(上)・コウバコガニ(下)

〇寒鰤(かんぶり)
冬、日本海独特の雪雷が鳴りはじめる頃獲れ始めます。厳しい寒さと荒波にもまれた身は引き締まり、十分脂ののった味は絶品です。刺身、照り焼き、塩焼き、アラ煮など、どんな料理にしても美味しいです。
昨年は切り身しか並んでなかったが、今年は例年並みか?氷見産(富山県)、宇出津産(石川県)の一尾ものが並んでいる。
■写真はブリ

出世魚ブリは北陸、関東、関西での呼び名が違う!

■写真はがんど

■写真はふくらぎ

〇のどぐろ
のどぐろは年中脂乗りが良く、いつ食べてもおいしい魚。旬の時季は諸説があり、地域や人によって言うことが違う。
2007年3月に島根県水産技術センターが実施した脂質量と、季節変動に関する研究結果では、季節による差はないという結論がでています。

■写真はのどぐろ

□朝10時過ぎなのに回転すしにもう並んでいる。

■写真は市場内
(つづく)