金沢の観光スポットレポート その920(No.1329)
◇卯辰山公園花菖蒲園2018‐1
金沢市街を一望する卯辰山公園内にある花菖蒲園は金沢400年を記念して昭和57年(1982)に造園された。
花菖蒲は、日本古来の植物で古くから梅雨に咲く花として親しまれているもので年々品種改良が進められてきました。その系統には江戸時代中期から江戸を中心に改良されてきた品種群を江戸系、伊勢松坂地方で発達した品種を伊勢系、幕末のころ江戸の花菖蒲が熊本に運ばれて改良されたものを肥後系と呼んでいますが、今日各派系統間の交配を行い多種多様な花菖蒲が見られます。(園内看板より)
■写真は駐車場近く
卯辰山公園花菖蒲園ではアヤメ、カキツバタ、花菖蒲、スイレン、アジサイなどが見られる。花菖蒲は約100種20万株、紫陽花は約2,900株があり、花菖蒲の見ごろは6月中旬?7月中旬ごろ。
カキツバタ、アヤメ、花菖蒲の違いがわかりますか?ちなみに菖蒲はサトイモ科で綺麗な花は咲きません。カキツバタ、アヤメ、花菖蒲はアヤメ科なんだそうです。
■写真はハナショウブ、キショウブ、アヤメ、ショウブ
1)青柳(あおやぎ)
分類:丸弁で垂れ咲きの三英の伊勢系品種。1955年(昭和30年)に前田七郎氏により育成された。
2)大観(たいかん)
分類:垂れ咲きの六英花です。
3)桃霞(ももがすみ)
分類:江戸系。早生濃いピンクの三英花。
4)惜春(せきしゅん)
□花菖蒲図鑑のホームページ(参考)
□加茂花菖蒲園のホームページ(参考)
撮影:2018.6.10
(つづく)