金沢の観光スポットレポート その924(No.1333)
◇卯辰山公園花菖蒲園2018‐5
金沢市街を一望する卯辰山公園内にある花菖蒲園は金沢400年を記念して昭和57年(1982)に造園された。
花菖蒲は、日本古来の植物で古くから梅雨に咲く花として親しまれているもので年々品種改良が進められてきました。その系統には江戸時代中期から江戸を中心に改良されてきた品種群を江戸系、伊勢松坂地方で発達した品種を伊勢系、幕末のころ江戸の花菖蒲が熊本に運ばれて改良されたものを肥後系と呼んでいますが、今日各派系統間の交配を行い多種多様な花菖蒲が見られます。(園内看板より)
23)淡路島(あわじしま)
分類:肥後系。藍砂子地に白筋の入る六英花。光田義男氏が1961年に作出した品種、氏の作花の中ではもっとも初期の頃の作品の一つである。
24)有馬川
25)小青空(こあおぞら)
分類:江戸系の平咲き六英花。
26)潮流(ちょうりゅう)
分類:江戸系。中生、青紫地に鮮明な白筋が多数入る三英花。
27)江戸錦(えどにしき)
分類:江戸系で平咲きの三英花。
28)葦の浮舟(あしのうきふね)
分類:肥後系でやや垂れた平咲きの六英花。
□花菖蒲図鑑のホームページ(参考)
□加茂花菖蒲園のホームページ(参考)
撮影:2018.6.16
(つづく)