金沢の観光スポットレポート その932(No.1341)
◇宗桂会館を訪ねる。-1
6月24日(日)石川県ウオーキング協会の「アジサイ寺と宗桂会館を訪ねて」をJR森本駅発着にて参加者した。
■写真は宗桂会館外観
日機装株式会社は、創業者 音桂二郎により、加賀象嵌の振興発展をもって地域産業の基盤強化と伝統文化の向上に寄与することを目的として、公益財団法人宗桂会を金沢の地に平成5年に創立しました。財団発足以来、加賀象嵌技法の後継者育成、金工技術の発展普及のため、数々の啓発事業などを進めています。
音桂二郎は加賀象嵌の名門、山川孝次家の系譜にあって、戦後いち早くハイテク産業を興した技術者として、自らのものづくりの原点と矜持を精緻な加賀象嵌の技に見出していました。
日機装金沢製作所開所に際し、日本の誇るべきこの技の継承発展を図り、これを次世代に伝えるための活動を展開するために財団を発足させました。
■写真は中廊下
加賀象嵌の仕事が見せる華麗な創造美の世界は、極めて精緻な技をひたすら丹念に磨くことによってのみ生まれ出るものであり、それはまた日機装が独創的な技術によって特徴あるさまざまな製品を生産することにより、社会に貢献していこうとする基本姿勢とも相通じるものがあります。
■写真は日揮装の展示室
■写真は透析の歴史と初号機
■写真は高圧無漏洩往復動ポンプシステム
■写真は電子部品製造システム
■写真はジェット機の逆噴射(炭素繊維強化プラスチック)
(つづく)