植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

◇雪の金沢城公園2021 ①(ユーチューブ連動解説版)

2021-01-25 04:35:27 | 金沢・石川の観光


金沢の観光スポットレポート(No.1940)

◇雪の金沢城公園2021 ①(ユーチューブ連動解説版)

2021年1月9日より降り出した雪は、10日気象台9時発表で積雪64センチ。金沢城公園には10時過ぎから取材した。久しぶりの雪の金沢城公園ををリポートします。

〇金沢城公園

金沢城の歴史は加賀一向一揆で支配権を握った本願寺が、天文15年(1546)に金沢御堂(尾山御坊)を建てた地に、天正8年(1580)佐久間盛政が築城を開始、天正11年(1583)、加賀初代藩主前田利家が能登から入城し、本格的に城造りがなされた。慶長7年(1602)に天守が落雷による火災により焼失し、その後は江戸幕府への遠慮から再建されなかった。 金沢城は、金沢市の市街地に位置し、犀川と浅野川に挟まれた小立野台地の先端に立地する平山城で、規模は東西500m、南北760m、面積約30haである。新幹線開業以降入場者も増え、金沢市内の人気スポットとなっている。2020年夏には鼠多門、鼠多門橋がオープンし,長町~尾山神社~金沢城公園~兼六園などの「加賀百万石回遊ルート」が完成した。



〇石川門

金沢城の搦手門(からてもん・裏門)として重要な位置にあり、河北門、橋爪門とともに金沢城の「三御門」と呼ばれた。一の門(高麗門)、二の門(櫓門)、続櫓と二重三階建ての石川櫓の重厚な枡形門に造られている。宝暦の大火宝暦9年(1759)の後、天明8年(1788)に再建され、現在に伝わっている。銀色に輝く鉛瓦に白の塗籠壁と海鼠壁が巧みに組み合わされた城門の代表です。 昭和25年(1950)国の重要文化財に指定。

□石川門内見学紹介ページ

□ユーチューブ「石川門門内見学」



〇河北門

平成22年復元された「河北門」は、河北坂を上がったところに位置する「三の丸の正面」であり、金沢城の実質的な正門です。「石川門」と「橋爪門」と共に「金沢城三御門」と呼ばれている。 宝暦の大火(1759)の後、三御門の中で最初に安永元年(1772)に再建された重要な門です。





■写真は河北門と河北門からの菱櫓、五十間長屋、橋爪門



〇菱櫓、五十間長屋、橋爪門

平成13年(2001)7月に完成した、延べ床面積1894.23平方メートルの復元建物で、石川門や三十間長屋と同様、鉛瓦や海鼠塀が外観の特徴。橋爪門は「一の門」に続く、「二の門」と「枡形二重塀」を復元することとし、平成24年6月に工事着工、平成27年(2015)3月に完成した。 3層3階の菱櫓と橋爪門続櫓を2層2階の五十間長屋でつないでいます。これらの建物は、戦の際に二ノ丸を守るための施設で、石落しや鉄砲狭間となる格子窓、白塗漆喰壁や海鼠壁で防火構造になっている。外壁がその強固さを示しています。菱櫓は大手と搦手を見張る物見櫓、橋爪門続櫓は二ノ丸大手の橋爪門枡形を見張る物見櫓、五十間長屋は武器等の倉庫。









●河北門、橋爪門は落雪のため通行止めとなっていた。

(つづく)




□ユーチューブ「雪の金沢城公園2021」