かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

まだまだ未熟者

2009年11月17日 | 旧ブログ記事(長者ヶ原廃寺跡・衣川関係)
 今日も雨の衣川は長者ヶ原廃寺跡です。

 空撮を金曜日にしていますが、昨日まで、水曜日が「曇り時々雨」、木曜日が「曇り時々晴れ」でしたが、今日になって予報が変わり、木曜日が「曇り時々雨」になりました。週末から連休明けにかけてよい天気が続きそうですが、埋め戻しの時間を考慮すると、金曜日がギリギリなので今のところ当日雨の予報にならない限り、金曜日に実施しようと思います(また予報が変わるかもという淡い期待をいただいてますが・・・)。

 そんなことを考えながら職場の最寄りの駅の待合室に入ろうとした時、見覚えのある中学生くらいの男子とすれ違いました。その時はどこで会ったのか思い出せなかったのですが、電車に乗ってしばらくして思い出しました。
 9月に3日間、(学区でいえば)隣町の中学生の職場体験学習で2年生を2名受け入れたのですが、そのひとりでした。もし、すぐに分かったら声をかけたのですが・・・。

 それで思い出したのが先日盛岡駅でばったりお会いした、とある大学の先生です(仮にS先生とします)。

 S先生は長者ヶ原廃寺跡を含む平泉遺跡群の調査整備指導委員で、 kaneurikichiji は何回か会議でお会いした他では一度周辺の遺跡を2~3時間ご案内しただけで、しかも全国各地で同じような委員を務めておられます。ですから、特に kaneurikichiji に深い印象を持っておられるとは思っていませんでした。

 こちらが先に気づいて先に声をおかけしたところ、すぐに keneurikichiji と分かったようで、ご挨拶いただきました。
 しかもそれだけではなく、「長者ヶ原廃寺跡は○○の件ではとても残念でしたね」と、こちらの近況まで思い出し、いたわりのお言葉までかけて下さいました。

 S先生が kaneurikichiji を覚えていた、その記憶力がすごいことはもちろんですが、 kaneurikichiji が感動したのは、加えて kaneurikichiji が仕事の上でどんなことがあったのかを的確に思いだし声をかける(しかも慰めの言葉まで)優しさです。
 おそらく、S先生はおひとりで研究をするにしても、いろいろな人と仕事をなさるにしても、人との関係を大事にされていらっしゃるんだろうと思います。でなければ、 kaneurikichiji と会ってとっさに「○○の件では・・・」と声をかけられないと思います。

 その時、「S先生みたいな研究者になりたいものだ」と思ったのですが、 kaneurikichiji はまだまだ無理なようですね。

 すれ違った中学生も、S先生のようにkaneurikichiji に声をかけられたら同じように思ったかもしれません。

 よい手本を示せなかったことを後悔してます。もっと精進しなければ・・・・。
コメント
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