今日は仕事を休んで岩手県立博物館に行ってきました。
企画展「大地(ジオ)を楽しむ旅へ」を見るためです。
内容はというと、岩手の大地はどんなものなのかというもの。
kaneurikichiji は地質学に詳しいわけでもありませんし、それほど興味があるわけでもありません。
けれれども、自分の住んでいる土地の成り立ちぐらいは知っておいてもいいなと思い、出かけたわけです。
それに最近は「三陸海岸ジオパーク構想」なんていうのも進んでいるようですし。
遺跡を発掘する上で地質学の基本的な知識は必要なので、少しは勉強したつもりはいました、今回の解説をどれだけ理解できたかどうかあやしいものです。
がそれでも、今まで知らなかったことを知ることができました。例えば、
1.北上川の東側の山々を現在、北上山地と呼んでいるが、これはナウマン象で
有名な明治のお雇い外国人ナウマンが命名した
2.北上山地と奥羽山脈は山ができた時期が全く違うことから、岩手県には様々な
時代の地質を観察することができる。古生代(5億4400万年~2億5000万年前)
から地質学的には現在も属している第四紀の地質まで連続して観察できるのは
日本では岩手ぐらいとのこと。
といったようなことです。
また、日本人でただひとりの地質写真家、白尾元理さんが撮影した日本各地の珍しい地質の写真を見ることができます。
解説とあわせて見れば、日本列島が気の遠くなるような長い時間をかけて出来上がったことを理解することができます。
この写真を見るだけでも行く価値はあると思いますよ。
岩手県立博物館。盛岡でも標高が高いところにあるので、まだまだ雪が残っています。
ナウマンによって作られた地質図
企画展「大地(ジオ)を楽しむ旅へ」を見るためです。
内容はというと、岩手の大地はどんなものなのかというもの。
kaneurikichiji は地質学に詳しいわけでもありませんし、それほど興味があるわけでもありません。
けれれども、自分の住んでいる土地の成り立ちぐらいは知っておいてもいいなと思い、出かけたわけです。
それに最近は「三陸海岸ジオパーク構想」なんていうのも進んでいるようですし。
遺跡を発掘する上で地質学の基本的な知識は必要なので、少しは勉強したつもりはいました、今回の解説をどれだけ理解できたかどうかあやしいものです。
がそれでも、今まで知らなかったことを知ることができました。例えば、
1.北上川の東側の山々を現在、北上山地と呼んでいるが、これはナウマン象で
有名な明治のお雇い外国人ナウマンが命名した
2.北上山地と奥羽山脈は山ができた時期が全く違うことから、岩手県には様々な
時代の地質を観察することができる。古生代(5億4400万年~2億5000万年前)
から地質学的には現在も属している第四紀の地質まで連続して観察できるのは
日本では岩手ぐらいとのこと。
といったようなことです。
また、日本人でただひとりの地質写真家、白尾元理さんが撮影した日本各地の珍しい地質の写真を見ることができます。
解説とあわせて見れば、日本列島が気の遠くなるような長い時間をかけて出来上がったことを理解することができます。
この写真を見るだけでも行く価値はあると思いますよ。
岩手県立博物館。盛岡でも標高が高いところにあるので、まだまだ雪が残っています。
ナウマンによって作られた地質図