薪ストーブ暮らしが大好きでブログ書いてます。
燃焼のこと、薪作りやメンテナンスのこと、そんな写真と駄文で毎日更新!
薪ストーブ|薪焚亭
薪ストーブは薪が全てなんだけど・・・

そんな薪があるとして、途切れること無く薪ストーブを24時間火入れっ放しで焚くのは、福島県郡山市では12月と1月のせいぜいが2ヶ月間だけだ。 その間、薪の消費を気にしないでふんだんに焚けるなら、実に燃焼効率の良い焚き方、暖房器具としての薪ストーブなんだが、その2ヶ月間以外の時期、つまり連続運転では暑すぎてしまう時期に、暖房器具としての能力からする、というか、必要暖房に見合った焚き方をして薪の消費、燃焼効率を2ヶ月間と同様に良くする焚き方ってことになると、これは正直、経験則によるものでしかない。
真冬に家族で外泊した時、帰宅時には薪焚亭はすこぶる寒い。 重量鉄骨造のヒートブリッジ負の効果は、そりゃもう大したもんです(苦笑) 外気温との差が+5度程度しか暖かくない家となっている。 つまり外気が0度なら5度ってことです。 ホント寒いっす(笑) そんな冷え冷えの吾が家を通常の室温と言うか、全館20度超えの快適空間に戻すためには、そりゃもうガンガン焚いても半日仕事となる訳です。 果たして、この時のエネルギー効率はと言うと、とにかくすこぶる最悪です。 薪がいくらあったって足りないってな程にどんどん消費する訳です。 でもこればっかりは致し方のないことです。
対して、厳寒期以外の焚き方はどうかと言うと、24時間焚きっ放しの時期(12月、1月)と、上述の冷え切った部屋から焚き始める状況との、ちょうど中間に当てはまる訳です。 部屋は冷め切らずにそこそこ暖かい、けれど、焚き始めと同じようにダンパー開放の熱効率の悪い煙突排気放熱を余儀なくされる訳です。 それでも、完全に冷え切ってしまった薪ストーブへの着火(別荘などはいつもコレですね)よりも、朝晩だけでも焚いてる中間期の方がまだ効率的には良い訳です。 煙突内部も薪ストーブ本体も一応はスタンバイOKな状態ですからね。
で結局、燃焼効率、熱効率の観点で言うならば、厳冬期の24時間焚きっ放しの連続燃焼が一番いろいろと効率は宜しい訳です。 焚付時の無駄がないのですから当然です。
その上で、薪の消費量からする効率としてだけで考えれば、24時間連続燃焼と、中間期の焚き方とではどっちが効率良いのでしょうか? もっと言えば、どっちが経済的にも効率良いのでしょうかってことですが・・・ 経験的結論からすると、厳冬期以外の中間期に於いて、薪の消費量を加味しての暖房効率は? たとえ焚付時の熱放出ロスがあったとしても、その都度適宜に焚付ける、と言うか、必要に応じて焚くという、つまりは連続燃焼しない方が良いということです。 つまり暑すぎる程焚く必要はない訳ですから、追加薪しないで熾きのまま放置するってことです。
果てさて? その見極めはと言うと、これはもう経験則以外の何者でもありません。
言いたいことが果たして上手く伝わったでしょうか? という訳で今朝も十分な余熱の薪ストーブに、これから細薪をくべるとしましょう。
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