「片麻痺お気楽日記」左半身麻痺 主婦の日記

産後の脳出血での左半身麻痺主婦。日々の生活や、半身麻痺さんへのお役立ち情報等。

みんなちがって、みんないい

2005年11月04日 13時34分03秒 | 病気・障害
金子みすゝ゛の詩にありますね。

「わたしと小鳥とすずと」

わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。

わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんなうたは知らないよ。

すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい

金子みすゝ゛は、長い事陽の当たらない詩人でしたが
最近は、とても多くの人に愛されている詩人です。

最後の“みんなちがって、みんないい”は
心のバリアフリーだと思います。

とかくこの世は、比べるんですよね。
比べる事で、進歩もあり、人間は文明を手に出来たのでしょうが…。
善悪は、まだいいでしょう。事の善悪です。

健常者と障害者
これって、いつも嫌な気がします。
早くこの区分けの無い社会になって欲しい
障害者の中でも「軽い」「重い」って比べるんだから…。

人間って、つくづく比べたがる生き物なんだと思うと
もっと心の大きな人間になりたいって
ちょっと落ち込む自分がいる…。
これも私。これでもいいじゃんか…。
みんなちがって、みんないい”のだから…。



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