木曜日のデイサービスに行って来ました。
保冷剤をタオルで巻いて首に掛け、水筒も持参しました。
保冷剤は、迎えの車から降りたらフニャフニャです。
冷凍庫に入れてもらい、帰りに受け取ります。
今日のタイトルの由来ですが、OTさんが研修会で救急現場の医師から聞いた内容を聞いたからです。
熱中症等で、救急搬送依頼が多い昨今、現場は困る事が多い、との事。
その【困る内容】が、1人暮らしの高齢者が増えた、もしくは、認知症の親を介護していた子供が具合が悪くなったケース。
【どうして困るのか?】
搬送する人の情報が無い事!
具合が悪い人の年齢、既往症、服薬の有無等が不明なまま搬送しないといけないケースが格段に増えたそうです。
救急搬送に携わる人達は、目の前の人を助けたいのに、その人の情報が無い事で一刻を争うのに、手探りで対処しないといけない訳です。
本人の情報を家族に聞けないのは、かなりのマイナスな訳です。
家族の《もしも》があった時の為に、救急搬送の人に最低限の情報を渡せるように日頃から用意をしておくのが望ましい、という事で、“冷蔵庫は殆どの家庭にある”事を利用しようという取り組みがあるそうです。
これについては、以前テレビで観た事があります。
救急車の隊員さんが迷わず手に入れられる形にして、その家の住人の身体の情報が得られる。
冷蔵庫のドアのボトル等を入れる所に、情報を書いた紙を入れておく、という取り組みをしている自治体が既にあり、効果が出ている事。
今は元気だとしても、家族が仕事や学校に行って家に1人でいる場合を考えても、この方法は有効だと思います。
離れて暮らす親にも有益ではないでしょうか?
大分市の職員も来ておられて、市としても勧める方向、との事でした。
時々、夫がうなだれて具合が悪いフリをする事があります。
「もしも、の予行練習だ」と言います。
夫は、「その時にどう行動するか、シミュレーションをしておくんだぞ」と言います。
私は「頼むから浴槽の中は、避けてね」と返しますが、夫の言う事は間違っていないです。
半身麻痺がある私は、具合が悪くなった夫を私1人では動かせません。
迷わず救急車を呼ぶ事になります。
冷静に行動出来るかどうかわかりません。
そんな時に救急隊員の人に、夫の情報を直ぐに渡せるのが、冷蔵庫にあれば、夫と一緒に救急車に乗れず(だって、早く動けませんから)、後から病院に行くとしても少しはマシかな、と思うのです。
と、ここまで記入して、自家用車にもダッシュボードか、サンバイザーに薬やアレルギーの事等を書いた物を置いておくのもアリなのだと思いました。
《もしも》は無い方が良いのだけれど、その時は来るかもしれない事を肝に銘じておかねば!と思ったのでした。
熱中症が怖い時期ですが、この暑さの中、他の病気かもしれないという事も忘れないで頂きたい。
汗をかいて血液がドロドロになると『脳梗塞』も多いのです。
熱中症と大きく違うのが、“左右どちらかの手足に力が入らない”“呂律が回らない”等の症状。
熱中症も、「意識があるから大丈夫とか思わないで!」と医師が言ってました。
夏は危険な季節だと思って過ごしましょう。
でも、リスクを正しく知って、備える事で大事にはならないと思います。
熱中症での救急搬送依頼のトップは家庭だという現実を忘れないようにしたいです。
適切にエアコンを使い、水分補給をして、汗をかいたら、身体を冷やし塩分と水分補給(経口補水液)。
外に出るのは、なるだけ避ける等、熱中症から自分を守りましょう。
“夫が具合が悪いフリをする”と書きましたが、「また悪ふざけしてるの?」と笑えるとも限らない、異変に気付けないといけないのだと思いました。
今夜の夕食は、簡単に済ませたので、明日はしっかり作ります!
皆様、ご安全に!