
夫からはメールが来たんだけどね

外にいるとわからないもんです


地震の大きいのが来たら、まず、装具&杖。薬。手帳等が入ったバッグ。
でも、何よりも大事なのは、落ち着いて行動が出来るかだよ

緊張すると身体が強張るしな…


地震で、意識するよね


最終的には、人間なんて小さな存在だってこと

片麻痺だろうが、健常者だろうが関係無いのよ

夫と楽しく韓国ドラマを観ています。「明朗少女成功記」は面白かった~

虎も好調で、気分良し

昨日、庭に花の苗を植えました。左麻痺の私は、当然右手が汚れます。
手伝ってくれた夫が、洗面台で待っていてくれました
そして、私の汚れた右手を、夫の両手が包み込むように洗ってくれました。
何をするのも右手しかない私です。右手を丁寧に洗いたくても無理があります。
夫に洗ってもらってる間、胸に熱い物が込み上げて来ます。
「涙出そう」と思わず言ったら、
「こんな事くらいで泣くなよ」と夫。
「幸せやな~」と言ったら
「お安いもんやな」と夫。
片麻痺じゃなかったら、夫に手を洗ってもらうなんて無いよね
冬場、ハンドクリームを右手に塗ってもらうのも、超幸せですよ
そして、こういう小さな事でも、大きな幸せに感じられる自分が嬉しい
今日の朝刊トップは“人口心臓の小型化”でしたが、
先日の夕刊の記事に目が留まりました。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の
家庭用たん吸引機が開発されたという記事です。
これは素晴らしいニュースです!
先頃「たんの吸引」もヘルパーさんがやれるようになったと
話題になりましたが…。
私もこの「たんの吸引」では苦しい思いをしたんです。
ICUを出て、個室に移った当初は、まだ人工呼吸器のチューブが
入ったままだったのです。だから自発呼吸は出来てましたが、
まだ喋れませんでした。「たんの吸引」も看護師さんがやってました。
「たん」が溜まると苦しいし、自分じゃ出せないので、吸引してもらうの。
これが、物凄い苦しいんだわさ~
喉に管を入れてチューっ!て吸い出してもらうんだけど、
むせて苦しくて、ベッドの上で身体が跳ねてたもん
あれは、経験しなきゃ辛さは判らんぞ~
ALSの患者さんも辛いだろうけど、我慢してるんだよね
家庭で介護されてるご家族が、今回の機器開発で、患者さん共々
楽になってくれる事を、切に望みます
記事を読んだ後、夫にその苦しさを説明してたら、
昔の記憶が蘇り、涙目になっちゃったよ
人工呼吸器のお陰で命保ったのに、苦しい思いもしたんだよな…。
(ICUでは意識が無かったから苦しまずに済んだのだった)