夕方の「シブ5時」の中で、つんく♂さんのインタビューがあった。
辛いと思うのも、楽しいと思うのも、「自分」なんだ、と。
ご存じだと思うけど、彼は喉頭癌で声帯を切除したので、声を失った。
伸びのある歌声は聞く事は出来ない。彼も相当のショックだったと
パソコンに打つ文字で語っていた。「自分次第だ」と彼は何度も綴った。
「ダメだ、おしまいだ~」と思うのも「自分」
「なんとかならないか?」と思うのも「自分」
「なんとかするぞ」と動くのも「自分」なのだ。
私で言えば、転ぶような身体にしたのも自分だし(動かなかったし)
転ぶのが怖くて、ますます動かなかったのも自分だし
これ以上転ぶと、もっと大変になるぞと思ったのも自分だし
「なんとかせんとアカン」と、相談したのも自分。
結果、今も続いてる通所リハビリ。意識も変えられたし、
筋肉もついてきた(整骨院でも「筋肉付きましたね」と言われた)
でも、一番動き回っていた頃に比べれば、今の私は動けていない。
夫に助けてもらいながらの毎日ではあるけれど、介護はされていない。
今も夫は庭で作業中(古いカーポートの改修を楽しそうにやってる)
この先、夫が入院するような事になっても、一人で大丈夫なように
単独行動を安全に出来るようにしておかないと・・・と、思うのでした。
「自分で考え」「自分で判断し」「自分で行動する」のが大事だよ、
ということです。やれる事はやろう、ですね。
同じ片麻痺、といっても障害の中身は人それぞれです。自分に合った方法を
探し、自分が楽しく暮らせるよう、周りの助けも借りながら顏晴れを目指して
行かれますように
最後に、つんく♂さんは、食道を使った発声の訓練中とのこと。
私が昔入院中にお話しをしていた患者さんが、食道発声をされていたのを
思い出した。毎日の訓練を欠かさないと言われていたっけ。
まだまだ修行がたらんぞ~(自分に「喝」です)