朝刊の一面に「遠藤周作 46年前の未発表作 」とあった。
1960年に入院中だった遠藤氏の未発表エッセイだそうだ。
緊急出版
されるという。是非、買い求めて読みたい![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
私が遠藤周作作品と向き合うようになったのは、
短大在学中だから、もう25年は経過してる。
短大で学ぶまでは、「狐狸庵もの」と純文学のギャップに混乱し、
純文学を“読まず嫌い”していた。
短大で講義を聴くうちに、遠藤周作の世界 に浸かっていた。
精神的に落ち込んだ時に、いつも遠藤周作の作品を読んでは、
気持ちが楽になった。それも“純文学”で、である。
遠藤周作先生は、肺結核で生死の境を何度も彷徨う経験をされている。
痛みを持つ人、弱き人の立場を身を持って体感されていた。
私もリハビリ入院中に、「死海のほとり」を読んで、
イエスの姿に自分を重ねながら、遠藤先生の手に導かれるのを感じた。
退院してから読んだ晩年近くの長編「深い川」では
“生きて行くこと”の厳しさと共に、その有り難さも再確認した。
もっと作品が読めるものだと思っていたら、お亡くなりになった。
文化勲章の授章式を欠席されていたので、ご病気なのは知っていたが
まさかこんなに早く亡くなられるとは思わなかった。
学生の時は、文庫本を買うしかなかったので、
1冊ずつでもいいから、単行本を揃えて行こう、と思ったのに
中断してしまっている。
ここ大分の大友宗麟を主人公にした「王の挽歌」がドラマになった。
短い時間で、物足りなかったのだが…。
いつか長崎の「遠藤周作文学館」を訪ねてみたい。
「ダヴィンチ・コード」を遠藤先生が読まれたとすると、
どう論評されたであろうか?
ふと、そう考えたのを思い出した。
1960年に入院中だった遠藤氏の未発表エッセイだそうだ。
緊急出版
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/book.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
私が遠藤周作作品と向き合うようになったのは、
短大在学中だから、もう25年は経過してる。
短大で学ぶまでは、「狐狸庵もの」と純文学のギャップに混乱し、
純文学を“読まず嫌い”していた。
短大で講義を聴くうちに、遠藤周作の世界 に浸かっていた。
精神的に落ち込んだ時に、いつも遠藤周作の作品を読んでは、
気持ちが楽になった。それも“純文学”で、である。
遠藤周作先生は、肺結核で生死の境を何度も彷徨う経験をされている。
痛みを持つ人、弱き人の立場を身を持って体感されていた。
私もリハビリ入院中に、「死海のほとり」を読んで、
イエスの姿に自分を重ねながら、遠藤先生の手に導かれるのを感じた。
退院してから読んだ晩年近くの長編「深い川」では
“生きて行くこと”の厳しさと共に、その有り難さも再確認した。
もっと作品が読めるものだと思っていたら、お亡くなりになった。
文化勲章の授章式を欠席されていたので、ご病気なのは知っていたが
まさかこんなに早く亡くなられるとは思わなかった。
学生の時は、文庫本を買うしかなかったので、
1冊ずつでもいいから、単行本を揃えて行こう、と思ったのに
中断してしまっている。
ここ大分の大友宗麟を主人公にした「王の挽歌」がドラマになった。
短い時間で、物足りなかったのだが…。
いつか長崎の「遠藤周作文学館」を訪ねてみたい。
「ダヴィンチ・コード」を遠藤先生が読まれたとすると、
どう論評されたであろうか?
ふと、そう考えたのを思い出した。