「片麻痺お気楽日記」左半身麻痺 主婦の日記

産後の脳出血での左半身麻痺主婦。日々の生活や、半身麻痺さんへのお役立ち情報等。

朝のドラマで…

2010年09月02日 10時31分45秒 | 片麻痺の暮らし
今月25日が最終回の『ゲゲゲの女房』。
ご覧になっている方も多いでしょう
いよいよラストに向かう佳境になってまいりました

今朝のドラマの中で、スランプになった父しげるが、
娘嘉子とお堂の所で饅頭を食べるシーン
紙袋から饅頭を取り出す時に、自然と口で袋をくわえて取り出していましたね

このシーン、俳優の向井さんが、演出で演じたのか
それとも長く片腕一本の役を演じていて自然に出たものか
ここに大いに興味がありますが要するに、
“片手で困れば口も使う”柔軟さでしょう

両手でやっていたことを、片手を主に使う、に変えて行くのですから、
まず、片手を怪我して使えなかったらどうすればいいか
考えてみるといいでしょう。

片手で道具を持ち、もう片方の手で作業する、なんて、当たり前にやってましたよね。
例えば、お茶碗を左手で持って、右手でしゃもじを持ってご飯をよそう(盛る)。
私は左手が使えないので、茶碗はジャーの脇に置いてから、ご飯を右手で入れます。

買い物に行ったりして、お金を払うのだって、財布を置いてお金を出すのです。
お金は予め取り出しておく、という手もありますし、
最近はカードをかざすだけの電子マネーもある。

この二つの作業を、『両手使いの呪縛』に“がんじがらめ”になってて
やれずに悶々としたという話しを知った時は驚きました。

頭を柔らかくして、どうすればやれるかの工夫です

片麻痺さんの家事の基本 は
置いて作業するから始めてみて下さい。
食器洗いもシンクに食器を置いた状態で洗う。一通り洗ったら、すすぐ…という具合。
洗濯物も置いた状態ならハンガーもピンチも扱い易いです。
 慣れたら片手でホイホイかけて行けますから…
野菜を切るのも、置いてからまず切る。丸っこい物は特にですね。
 平らな面を作って安定させてから皮をむく…。これも置いた状態で、です。

あとは試してみて自分に合う方法を見つけて慣らして行く、の繰り返し。
以前も書きましたが、100円ショップやホームセンターでのグッズ探し
そして、楽しみながらやることです
同じ作業でも、嫌々やるのと、ルンルンでやるのとでは、疲労度が段違いです
今日は何分で仕上がるか、と時間を計るのもいいですね
慣れたらドンドン上達するので、楽になりますから

ただし、体調などを考慮して無理だけはしないように気をつけて下さいね

最低限、これだけはやる事を決めて、逃げないようにする事も大事です。

なるようになる、という開き直りが一番なのかな?

昨日、第二の誕生日を迎え、また新たな気持ちでやって行こうと思いました







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