今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

保育園に通う孫達

2011-10-14 07:55:49 | 

孫のかれんが、保育園に通い始めて、二週間が経とうとしています。
慣らし保育も終わり、娘の仕事復帰に伴い、本格的な保育園生活が始まりました。

次女も、しばらく時短ながら(4時退社)、育児休暇が終了し、職場で、本領を発揮して、活躍してくれることでしょう。
英会話には、全く不自由しない娘ですが、育児休暇中に、猛勉強し、フランス語の仏検二級にも合格したので、それも今後生かされ、自信につながれば、と願っています。

三歳までは、子供は親下で育てるべき、とよく言われ、私もその説には、同調していました。

ですから、幼い時から、ママのもとを離れ、保育園で暮らす孫達の暮らしに、不安を覚えないわけではありませんでした。
ママの愛情を一身に受けて、育つ環境が一番良いと。
私が、ママに代われるなら代ってやりたい、と。

特に初孫のR君は不憫でなりませんでした。

そんな親や祖母の不安な気持ちが、子供にも反映するのでしょうか。
R君は保育園に慣れるまでには、親子共々苦労の連続で、一時は通うのは無理では、と思い詰めたこともあるほどです。

忘れも致しません。
入園した翌日のお迎えに行った時のことを。

その保育園は、目黒区青葉台の西郷公園の丘陵の懐に抱かれて建つ、立地に恵まれた理想的な保育園でした。
私は桜の並木路、新緑の木陰を通り抜け、孫の様子をいっときも早く我が目で見たいと、はやる気持ちを抑えながら、園に足早に向かいました。

保育園に辿り着き、、入り口のホールで孫の出てくるのを待ちました。
同じように、わが子を待つお母様、お父様でごった返しています。

すると間もなく、わが孫のR君が姿を現しました。
その姿は、何とも哀れで、憔悴しきったような様子。
足取りも、フラフラしています。

そして、私の膝元に腰かけるなり、突然、思い切りババに抱きつき、堰を切ったように泣きはじめたのです。
どんなになだめ、あやしても、張り裂けんばかりの泣き声を立て、当分泣き止みませんでした。

私は、おそらくこの子は、もう二度とママに会えない、と言った絶望感に打ちひしがれて、数時間を過ごしたのであろうと察し、私ももらい泣きしそうな心境でした。
孫の試練を不憫に感じながら、ひたすら孫を、強く強く抱き締めたものです。

その後も、保育園の前に来ると泣いて、両親をてこずらせたようですが、この問題は時間の経過とともに、子供の逞しさがすべてを解決してくれます。

長女の会社は、育児休暇は、二年間でした、
ですからR君が、保育園に通い始めたのは2歳で、この年齢は、一番ママ追いをする時期なんですね~

その点、かれんは一歳になったばかり。
まだ自分の境遇の変化を明確に認識できる年ごろではありません。
R君の時ほど手を焼かないで済むでしょう。
次女の長男のK君も、R君ほどの苦労はしませんでした。

1番逞しく、すぐ保育園に慣れたのは、R君の妹のSちゃん。
今も私の孫のなかで、一番元気で活発な子。
その子の持って生まれた性格も、影響しますから、慣れるまでの時間は、子供により、それぞれです。

めまぐるしく変化する激動社会にあって、子育てで、一番大切な事は、心身ともに逞しい子に育て上げることではないでしょうか。
強い心さえ身につけば、どんな苦労も乗り越えられ、その子の人生は充実するに違いありません。
そのためにも、早くから集団生活に慣れさせ、鍛えられて育つ環境は、プラスにこそなれ、マイナスにはならないと、今の私は思えるようになりました。

かれんちゃんは今、お兄ちゃんの通う区立保育園には入園できず待機待ち状態で、家の近くの無認可の保育園に通っています。
四月までは仕方ない事のようですが、四月に必ず入れる保証もなく、娘も私も、多少不安に感じています。

その上、この区立保育園も、四月から民間の経営に移行します。
財政事情の厳しい市は、どこでもこの傾向に滑車がかかっているとのこと。

私の住む地域は、保育園が足りず待機児童が多く、そのために若い家族の流出が止まらないそうです
自治会の班長をしている頃、会長さんのお話で伺いました。
行政は、働くお母さん達のために、もっともと保育園の整備の拡充と助成で、豊かな保育環境の下、子供たちが健やかに成長できるように支援して頂きたいと、心から願います。

娘に時短が終われば、私の出番が多くなり、私も体調がよくないなんて言っていられなくなりそうです。
私の首は、薄紙も剥ぐように快方に向かっていると思うのですが、相変わらずの時もあり、困ったものです。

今日は、朝から予防線を張って、コルセットを身に付け、この日記を綴りました。
夕刻から襲う、息苦しさだけは、もう御免こうむりたいと。

爽やかな秋空に向かって、大きな深呼吸をして、今日も一日元気に頑張りましょう。

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今日もご訪問頂き有り難うございました。
お孫さんが保育園に慣れないで心配された時には、私の今日のブログ日記を読んで、ご安心下さいね。

 

 

 


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