皆様、年末年始の準備は捗っていらっしゃいますか?
何かに追い立てられるような気分で、主婦は気ぜわしく過ごすこの時期。
我が家は、病人もいて、12月も入退院を繰り返すことに変わりはなく、気持ちが今一つ盛り上がってくれません。
でも、年のせいで多少せっかちになってきた私は、割とこの準備を早くからスタート。
ですから順調といえるほうかもしれませんが、でもやっぱり、かなりのプレッシャー。
何事もせっかちになってきたのには、理由があります。
先日、「自分が信じられなくなってきた」と、私は旦那さまに話したばかり。
たとえ、前もって予定を組み、行動するつもりでいても、自分がその通りにできるか、心配でならない最近の私です。
孫たちの発表会に二度ほど出かけた時も、会場の最寄り駅に、呆れるほど早く到着してしまいました。
迷って遅れては申し訳ないと、取り越し苦労が先に立ち、早々と家を出てしまうのですね~
最近は、うっかりミスも頻繁です。
わが身の行動のお粗末さに、呆れ返ってています。
「いよいよ、私は可笑しくなってきたかしら?」
と、旦那さまに、よく笑いながら話します。
自ら、このようなことを言っている間は、まだ多少の余裕があり、大丈夫なのかもしれませんが。
先日も夫の入院日、病院のカフェに携帯を置き忘れ、病室で荷物の整理をし、一段落付いた時に気が付きました。
大層慌てたのは、言うまでもありません。
携帯を、他所に置き忘れるなんて、初めての事。
家の中では、探し物は日常茶飯事。
その度に、「また!」と、呆れ返り、何だか自分にゾッとしてしまうのですよ。(笑)
地味目の花壇ですが、風にそよぐ野の花のような、楚々とした草花が好きな私です。
こんな具合で、私の頭は次第に弱くなっていく一方、体調は相変わらず、すこぶる良好です。
十歳くらい若返った心境で、毎日、その喜びと感動に、今なお浸り続けています。
前の記事でご紹介した、「吐くことを丁寧に」を心がけた腹式呼吸のお蔭であることは、言うまでもありません。
あれほど毎日、私を悩ませた疲労感や気持ちの悪さがまるでなくなり、軽やかになった体。
キツネにつままれているだけ。
この喜びを裏切られる日が訪れるのでは、と未だに心配してている私です。
ここで一言、お断りして置きますね。
私は、虚弱体質気味のところが確かにありましたが、そのせいで暗い日々を送ってきたわけではありません。
娘時代は、幾分そういったところがあったかもしれませんが・・・・・・
嫁いでからは、気力が体力に勝るように次第になりました。
体質と諦め、タイマーを使用し、目先に小さな目標を立てることで、その気分を乗り越え乗り越え、元気に明るく日々を過ごしてきたつもりです。
タイマーは、生活のリズムをとってくれる正にタクトの役目をしていました。
そういえば、栗原はるみさんが、タイマーを使用して家事をなさっているとの記事を目にしたことがあります。
とはいえ、計画通りに物事がはかどったことはほとんどありません。
残念には思いこそすれ、それを気にする性格ではなく、ずぼらなところも、私には大いにあります。
ですから日々のストレスは、さほど大きくなく、上手に付き合ってきたつもりだったのですが・・・・・・
俯き姿のクリスマスローズ.
ガーデンテーブルの上に載せると、
毎日、その凛とした愛らしい花姿を正面から見つめられ、私はとても喜んでいます。
ところがこの度、腹式呼吸により、体調が驚異的に改善しました。
肩こり、首の痛みやだるさも、ほとんど感じられない程に、緩和されています。
私はこの変化に驚くと共に、いかに自分が精神的負荷の大きい暮らしを送ってきたかを、思い知らされたのです。
確かにここ4~5年は、夫の重い病や、訳の分からない中傷を、数人の方からネット上で受けるといったことがありました。
ですからそのストレスで、体調が狂って当然だったのですが。
でも私はそれを体質からくる原因不明の症状と半ば諦め、特別暗い気持ちにはなりませんでした。
夫の病のせいにしたことも、ネットトラブルのせいにしたこともありません。
他人のせいにすると、正に本物のストレスとなり、心が暗くなっていったことでしょう。。
「気にしない、気にしない」と自らに言い聞かせ、できるだけいつもと変わりない生活を送るように努めました。
首のだるさと痛みには、その後もよく見舞われましたが、息苦しさ、異常なのどの渇き、食欲不振などはすっかり収まりました。
でも疲れやすい体質だけは相変わらず。
朝から気分がすぐれないこともあり、そんな体を励ましながら家事をするのが当たり前の日常でした。
我が家のシンボルフラワーのハーブ系コバノランタナ
17年間、四季を通して咲き続けてくれています。
ところが、丁寧な腹式呼吸を日々心がけることにより、 その体調から、きっぱりと抜け出して、ほぼひと月になります。
この嬉しさを、何にたとえましょう。
神さまの、少々早いクリスマスプレゼントと、自分で勝手に思い込み、感謝して暮らしています。
夫の入院日、朝早くから出かけ、その後デパートにも寄り、戻ったのは八時過ぎでしたが、全く疲労感がなく、本当に信じられないようなことでした。
庭に出て、数時間休みなくガーデニング作業を行った時も、同様です。
首の懲りも、肩の凝りもほとんどなく、奇跡に近いことのように驚き、感動しました。
戸外にいるときも、思い出したように時たま腹式呼吸を行っている、私です。
いつまでもいつまでも、この体調が続きますように。
この調子ですと、きっときっと来年は、良い年になることでしょう。
夫の病への心配は尽きませんが・・・・・・・。
ご覧下さいまして有難うございました。
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花のように泉のように