クリスマスが、目前に迫ってきましたね。
最寄りの駅前の商業ビルにも、大きなツリーが飾られ、そのイルミネーションのきらめきと美しい飾りつけに、しばし見とれてばかりの私です。
クリスマスは、私が年間で一番好きな行事、と言っていいでしょう。
夫の赴任で、アメリカに5年近く在住し、その傾向が一層強くなりました。
我が家のツリーのオーナメントの大半は、その当時に購入したものです。
木製のオーナメントは、代官山のクリスマス用品専門店でも、数が少なく、とても高価。
ですから、今では我が家の貴重品と言えそうです。
ロス在住時は、生木のモミの木を購入し、居間に飾ったものでした。
モミのかぐわしい香りが部屋中に立ち込めました。
今我が家にあるツリーは、むろん、人工ツリー。
それも、アメリカから持ち帰った、繊細な作りの物は幹が折れてしまい、二代目です。
それも針葉が飾り付けるたびに床に落ち、褐色の枝の色が目立ち薄汚くなってきました。
来年こそ、丹念に選んで、心にかなったツリーを見つけたいものです。
次女宅では、本物のモミの木を育て、そこに飾り付けをしています。
子供たちの成長に合わせて大きくなっていくツリー何て、とても素敵ですね~
我が家の庭でも、モミの木を一本育てようかしら。
モミの木が大きくなるにつれ、私は年老いていくのでしょうけれど・・・・・
それもまた素敵なことかもしれません。
私が死んでも、モミの木が身代わりになって成長していく。
想像するだけで、心がときめきます。
そのためには、少々奮発しても、姿の美しい枝ぶりの良いものを買わなくては・・・・・・(笑)
21日に、我が家で家族揃って、恒例のクリスマス会をする予定になっています。
久しぶりに、私が腕を振るいご馳走を振舞うことになるでしょう。
長女宅でも、幾度か開いてきたクリスマス会。
しばらく訪れていなので、出かけたいところですが、旦那さまは、病院以外、遠方の外出を好みません。
そのため最近は、家族のイベントは次女宅か我が家、と決まってしまいました。
孫たちと主人のクリスマスプレゼントは、何にしましょう。
日が迫っているのに、まだ何も用意していない私。
最近の子供たちの興味や好みが全く分からなくて、選ぶ自信がありません。
そのため、最近は親に選んでもらって、私は支払うだけの合理的ともいえる贈り方をよくします。
味気なくて横着な方法ですけれどね。
春先に長女家の孫娘のさっちゃんのお誕生日会が開かれた時のこと。
お誕生日プレゼントは、自分で選んで贈りました。
ところが、喜びようが今一つだったのですよね~
私が自分の価値観で選ぶと、一生にわたって値打ちの落ちないものを、なんて思ってしまうところがあって。
その時は、リヤドロの子会社の陶器のお人形を贈りました。
玩具では、私が好むのはいつも木製品。
多少値が張っても、木製のものは、孫の代まで使用できることは、我が家では実証済みなんです。
それに木製のおもちゃは散らかっていても、目障りに不思議となりません。
木の温もり感のせいでしょうか。
お部屋に溶け込んで、インテリアになってしまうようです。
そういえば、私の母も、娘たちが大きくなっても、郷里からクリスマスプレゼントを送ってくれていました。
素敵なクリスマスカードに、達筆な美しい文が添えられて・・・・・・
手袋だったり、ジュエリーだったり、と。
長女のNちゃんが、「私が心から欲しいものだった」と、贈り物を手にし、おばあちゃまのセンスに大感激。
大層喜んだことが、懐かしく思い出されます。
確か小粒のパールが先についたネックレスではなかったかしら。
幼い時は、手編みのセーターが毎回、他のプレゼントと一緒に。
大変器用な母でしたから、手の込んだ絵柄が編み込まれ、私も感嘆の声を上げるほどの出来栄えでした。
さて、皆さんは、お孫さんにどんなプレゼントを用意なさっておられるのでしょう。
奥様へのプレゼントを準備されている優しいご主人様も、中にはいらっしゃるのでしょうね。
羨ましい~!
私は、クリスマスプレゼントを旦那さまから貰ったことは結婚以来、一度もありません。
そんなロマンチストには、縁遠い人ですもの。
でも私は、去年も贈りましたよ。
下の画像のナイトガウンです。
ついでに、私のお気に入りのガウンの写真も一緒に載せてしまいます。
まだ少々気が早いですが、皆様、どうぞ素敵なクリスマスをお迎えくださいませ。
花のように泉のように