今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

一年間有難うございました。今日をもって、今年のブログ綴りおさめと致します。

2014-12-24 18:26:07 | 家族

いよいよ今年も残りわずか。

年末の慌しい最中でも、抗がん剤治療のための夫の入退院があります。

そのため、ずいぶん早くから年末年始の準備を始めたつもりでしが・・・・・・。

とてもとても計画通りに進んでいるとは言い難く、気持ちは焦るばかり。

でも如何に焦っても、限られた時間内にできることは、知れています。

大掃除を完璧にこなさなくても、新年はやってきます。

無理をするより、万全な体調で、健やかにお正月を迎えることの方が大切。

開き直りの弁。(笑)

そう思い、マイペースで、合理的に何事も済ませましょう。

 

 

余りに多忙なため、ブログ綴りは、前回の記事をもって終わりにしようかしら、といった怠け心が幾度も心をよぎりました。

けれど一方、それでは、私の拙いブログにお立ち寄りくださったり、応援までしてくださった皆様に、あまりに申し訳なく失礼では、との気持ちにも。

ですから、もう一度だけ書いて、今年の綴りおさめにさせていただきます。

 

この一年、いえ数年にわたり、私の暮らしは、不安事が常に付きまとう、精神的負荷が大きい幾年でした。

私のブログを長い間ご覧下さいました方々は、申し上げるまでもなくご承知でいらっしゃいますでしょう。

夫が癌との闘いで、入退院を繰り返してきたからです。

 

 

私もその心配からか、自律神経失調症気味となり、一時期ひどい体調不良に悩まされたりしましたが、何とか今日まで無事に過ごすことができました

夫の病は、今も楽観を許されない状況ですが、私は、家族や妹夫婦、そして皆様の温かな応援に励まされ、思いの外、元気に過ごしています。

感謝の言葉は、とても言い尽くせません。

 

時に弱音や愚痴も私は吐きますが、それが長い間、尾を引くことはありません。

気分の入れ替えを速やかにするようにしています。

心身ともに、自分を追い詰める暮らしは、辛いだけですもの。

ブログ名通りに、「今が一番素敵」と、自分に言い聞かせ、苦労も心の糧にしたいもの、と。

でもこれは、あくまで私の理想です。

理想通りにはなかなかまいりませんが、その様でありたい、と常に思い、努力を心がけてきました。

 

さて前置きが長くなりましたが、一年を通して私の暮らしのメインとなった、四つの事を、手短に述べたいと思います。

今年の私の暮らしを一番色濃く彩ったこと、と言えるでしょう。

旦那さまの介護が、一番の優先事項であったことは言うまでもありません。

春先に、ストマー(人工肛門)を初めて見せられた時は、その生々しい臓器の姿に目を覆いたくなりました。

私がパウチを交換するのはとても無理、と感じたほどです。

私の様子から、その気持ちをすぐ汲まれたのでしょう。

介護士派遣の手続きのために、医師と看護師が直筆の紹介文書を二通、私に手渡してくださいました。

けれど、すぐ気を取り直した私は、自分ですることに決め、今日に至るまで、一人でそれをやり遂げてきました。

 

人工肛門のパウチ袋とそれを取り付けるための医療用品の一部。

ガーゼなど、病室に置いてあり、欠けているものが数品あります

 

しかし、突然私が寝込む事態に見舞われないとも限りません。

その時に備え、先日妹の花水木がブログ記事に書きましたように、具体的な手続きを地域の介護ケヤプラザーと区役所の福祉課窓口で済ませました。

その安心感をよりどころにして、来年もできるだけ平常心を保ち、淡々と、夫の介護に一人で励むつもりでいます。

楽しいことではありませんが、一番重要なことですから、私の責任は重く、疎かにはできません。

 

これからは、私の暮らしを潤してくれた楽しい出来事の紹介です。

まず最初に取り上げたいのは、家族そろってのイベントです。

お正月、お誕生日、ひな祭り、クリスマス等、そして学校や保育園の行事は、体調と時間が許す限り、心から楽しんで来ました。

一つ一つの出来事が、今年も心に刻まれ、忘れられない思い出となっています。

数十年、いえ我が子が誕生の若かりし頃から、大切にしてきた私の人生の楽しみ方です。

年を重ねるごとに、家庭の姿は当然のように変貌を遂げてきました。

けれど、家族の絆には全く変わりはないと、私は思っています。

 

 

 

私からのプレゼント。歴史の漫画は、ママが選んでくれました。

 

今年も昨日、我が家でクリスマス会を開きましたが、旦那さまは、残念ながら、入院予定が早まり留守。

次女家では、Mちゃんが何と珍しくインフルエンザにかかり、寝込んでしまいました。

かれんちゃんまで熱をだし、その看護で忙しいお婿さんんも欠席。

K君だけ、一人でやってきました。

長女家も、お婿さんは仕事の催しから抜けられず欠席。

今までは、家族全員そろって続けてきた年中行事でしたが、止むを得ない事情ゆえ、仕方ありません。

 

家族行事に次いで、私の心の支えと励みななったのは、お料理でしょうか。

義務的なところもある三度の食事の準備は、必ずしも楽しいこととは言えないかもしれませんが、私の場合、1日の大半を占めている調理時間。

これを楽しむか否かで、私の幸福度はまるで変わってしまいます。

ですから楽しまないと、余りにその時間がもったいな過ぎます。

来年は、更に手際よくやり、もっともっとエンジョイしたい、と願っています。

旦那さまは、抗がん剤を打っている割には食欲旺盛なんですよ。

ですから、作り甲斐もあります。

 

 

 

 

鶏の丸焼きを初めて作りました。
大成功!
とても美味しかったです。

 

 さて他にも、楽しみはいろいろありますが、ここで取り上げたい四番目は、やはりガーデニングです。

この恩恵は、計り知れず、私の不安な心が、どんなに癒されたことでしょう。

暑い夏の盛りや厳しい冬の作業は、年を重ねた身には、結構な負担に。

けれどそれを差し引いても、私の心の慰めと励み、そして喜びになりました。

 

 

けなげな草花の姿に、私の愛しさは募る一方ながらが、体調が悪い時に、その可憐な草花の世話を怠り、苗の元気がなくなるといった冷淡なしうちも数知れずしてきた私です。

年齢に甘え、時には、それも止むをえないことにしましょう。

草花には申し訳ないですが、ほどほどの世話で、負担にならないことを来年も心がけながら、楽しむつもりでいます。

 

ユリオプステージなど、既存の後方の草花を生かして、最近寄せ植えをしました。

 

今年の私の年賀状は、私の趣味のガーデニングとお料理を皆様にご紹介するデザインにしました。

年齢に似合わず、華やかで少々にぎやか目の賀状になりましたが、長女に

「とても素敵!」

と褒められ、気を良くしています。(笑)

 

 

来年も、優先事項の第一は、旦那さまの介護と看護であることに変わりありません。。

それに家族揃って過ごす至福の時、料理、ガーデニングを我が家の暮らしの三本柱にして、友人との交流も大切にしながら、よき日々を紡いでいきたい、と願って居ます。

 

一昨日、旦那さまからの電話で、思いがけない吉報が。

抗がん剤の効果で、肝臓の癌が少し小さくなっているとのこと。

クリスマスの贈り物など、一度もしてくれたことがない旦那さまですが、私には初めて受け取るこの上ないプレゼントになりました。

夫の声も、心なしか穏やかで嬉しそうでした。

本当に良かった。

この一報のお蔭で、良き新年を迎えられそうです。

 

 

皆様も、清々しいお気持ちで、新らしい年をお健やかにお迎えになられますように。

来る年のご多幸とご健康を心よりお祈り申し上げます。

 

つたないブログにもかかわらず、お訪ねくださり、温かな応援まで頂戴し、本当にありがとうございました。

来年も引き続き、宜しくお願い申し上げます。

 

 

          

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  メリークリスマス!


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