今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

逞しい娘たちは、私の心の支え

2017-09-06 07:16:38 | 家族

一気に秋が訪れたかののような涼しさ。

短い残暑で、今年の夏は、終わりを告げるのでしょうか。

何だかそれも寂しい。

秋の爽やかな気候は大好きだけれど、意外と短く、その後に長い冬が待っています。

冷え性の私は、夏よりも冬の方が遥かに苦手。

 

今夏も、就寝中に、クーラーをつけたことは一度もありませんでした。

つけたことがないのではなく、元子供部屋だった、今の私の寝室には、クーラーがありません。

窓側の壁の上部には、いつでもクーラーが取り付けられるように、電源は設置されているのですけれどね。

築三十年以上のわが家ながら、いまだに冷房機は取り付けないまま。

 

子供部屋の空調用の電源

 

私は、真夏は、寝る時、首に巻くアイスノンと、手を載せるアイスノン二つで、暑さをしのいで就寝。

それで十分、休むことができます。

 

 

空調をつけたときの、何だかよどんだような空気感が、私はとても苦手。

冬も、空調ではなく、輻射熱でお部屋を暖める、パネルヒーターを使用しますが。

真冬になると、それでは耐えられず、空調の暖房を使うことに。

 

 

娘さんたちは、真夏、クーラーの効かない部屋で過ごしたのですか?、とびっくりされそうですね。

ハイ、その通りです、と答えるしかありません。

熱中症が、夏が訪れる度に、大きな話題となって注目される昨今。

私の子供部屋への対応は、非常識としか言えませんが。

 

私は、硬軟を使い分けた親でしたから、、子供部屋にクーラーを設置することは、子供を甘やかすだけと、その当時は思っていました。

今思うと、厳しさのはき違えだったのかもしれませんが。

娘たちは、そのことで、私に不平不満を言ったことは一度もありませんでした。

大学の受験勉強も、日光が燦々と差し込む、クーラーのない部屋で,汗を流しながら、夜遅くまで勉強に励んでいました。

 

長女の勉強机。

 

そのせいで逞しい体になったのでしょうか。

娘達は二人とも、細身ながら、とても丈夫。

社会人になってからも、風邪一つ引かなくて、可愛げがない体と嘆いているほどです。

 

初孫のR君の事で、忘れられない夏の思い出があります。

夫とR君を連れて、三泊四日の九州旅行に出かけたときの事。

そのころは、よくタクシー観光をしていたのですが。

タクシーの運転手さんの案内で、観光を終え、車に戻った時、孫が言った第一声が、「クーラーをつけて!」でした。

私の教育観では、ちょっと許せないような孫の態度で、ビックリ!

恥ずかしく思いましたが。

その時、R君に、その言葉をたしなめたかどうかは、記憶にありません。

可愛い孫の事ですから、おそらく見過ごしたのでは。

今の恵まれた子供たちにとっては、真夏をクーラーのない部屋で過ごすことなんて、考えられない事なのでしょう。

 

 

私が厳しさ、優しさを使い分けて育てた娘達は、私の期待以上に、心身共に逞しい女性に成長してくれました。

今では力関係も逆転。

私はかろうじて、親の威厳を保っている、といたところでしょうか。

 

年を重ね、頼りにしていた夫にも先立たれた今、娘たちの存在は、私の心の大きな支えです。

とは言っても、二人とも、国内、海外の出張も頻繁にこなすバリバリのキャリアウーマン。

そして子育ての真っ最中で多忙を極めています。

手伝ってなんて、とても言える立場ではありません。

私が、少しでも協力し、手助けをしてあげなければ、と思うほど。

 

今はそんな状況ですが、先週の週末の土曜日には、長女が手伝いに来てくれました。

その旨、朝、電話があった時は、

「家事は順調に捗っているから、心配しなくても大丈夫よ。

脚の調子も割といいから。でもよかっらた遊びに来て。

おしゃべりできるだけで嬉しいから」

と答えました。

 

次女は、徒歩圏内に住んでいて、毎週末は共に夕食をしていますが、長女の住まいは都心にあり、めったに会えません。

ですから、時々長女のMちゃんと孫恋しさに私は陥りますが、たまの電話のやりとりで、その寂しさを補っています。

 

結局、なんだかんだと色々手伝ってもらい、大助かりの私でした。

Mちゃん、ありがとう。

また遊びに来てね。

 

 

私の今の夢は、孫たちが成長し、親の手を離れ始めたなら、娘と三人で、デパートのショッピングを愉しんだり、旅行にに出かける事。

その様な余裕時間を娘たちが持てるようになるのは、まだ十年くらい先の事でしょうか。

それまで、心身ともに健康でいたいと思っていましたが。

一時は、そのうち、杖、車いすの生活も懸念されるほどでした。

ところが今、左脚は、多少の一進一退はあるものの、着実に快方に向かっている感じがしています。

でも、無理をすると、すぐ壊れてしまいそうな現状の体

腰部の神経を苛立たせないように、注意を払いながら、暮らしていくしかありません。

 

病気の話が続くと、辛気臭くなってしまうので、今日は話題を少し変えてみました。

次回の記事は、また腰部脊柱管狭窄症の話しに戻ります。

 

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花のように泉のように

 

 


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