一昨日は、とても多忙な日でした。
あいにくの雨模様で、ちょっとがっかりでしたが、思いがけない病を患ってから、二度目の遠出。
差し迫った用事が二件ありましたので。
脚を気にしながら、電車に乗りました。
妹とデパートで落ち合い、ともに数時間を一緒に過ごすこともできました。
調子が良いとは言えない、今の私の体。
妹が傍にいてくれるだけでも、心強いです。
用事を済ませた後、昼食を共にし、久しぶりにデパートの園芸店にも。
二時過ぎには、妹と別れ、孫宅へと急ぎました。
孫におやつを用意し、塾に送り出すと、整骨院で、一時間ほど施術を受けて帰宅した私です。
あぁ~忙しかった!
時間通り、孫宅に行くまでに、何とか用事を済ませ、一安心
こんなに目まぐるしく目的が変わるお出かけは、私にしては珍しい事。
この話題は、また近日中に、詳述したいと思っています。
我が家の庭の点景
今日は、「奇想天外な私の行動」についてお話しなくては。
これ以上、先延ばしにしては、お読みいただく方に失礼になりますもの。
あなたの奇想天外な行動について早く知りたいわ、と関心を寄せて下さっている方々も、いらっしゃるかもしれませんから。
そのこととは、靴にまつわるお話です。
一昨日は、病を患って以来の二度目の外出。
最初のデパートへのお出かけは、次女の付き添いで、病院の診察を受けた後でした。
その時の事は9月2日の記事に書いています。
やっと少し、回復の兆しが見えてきたばかりの頃。
かなりの勇気が要りました。
何度もためらい、やはり家に戻ることに決め、娘の車で送ってもらっている途中、また気持ちを翻し、デパートへ出かけた私です。
体調がすぐれないとはいえ、気になっていることに手を付けず我慢をしていると、かえってストレスが高じて、心身のためになりませんもの。
反対する娘にも、そのように話しました。
パンツ用の左の靴もヨシノヤで購入したものです。
今の私の足に合うのはこの二足だけ。
ちょっと辛い現実。
前の靴ベラは、我が家で数十年使用しているものです。
その勇気ある行動は、後で振り返ると、私の体に好結果をもたらしたようです。
途中で腰かける場所を見つけては、何度も足を休め休め、デパートの売り場を回り、最後に寄ったのが、靴屋のヨシノヤ。
痺れと痛みで不健全になってしまった左脚を、いたわり保護してくれる靴を履きたい、と強く願っての買い物でした。
ベテランらしき女店員さんが、数足の靴を選んでくださいました。
私が目に留まった靴は、今の私の体調では無理、と言われてばかりでがっかり。
止むを得ず選んだのが、上の画像の黒い靴。
数度、過去記事にも載せました。
この靴をお店で早速履き、家路に就いた私です。
さすがに疲れ、足の調子も今一つでしたが、無事に家にたどり着きました。
わが家の玄関
外出して戻り、最初にホッとする空間です。
翌日の朝が怖くて、覚悟を決めたほど。
恐らく、昨日の外出が災いして、また歩行が困難になっているに違いない、と思いました。
ところが、あにはからんや。
脚の調子は、今までで、最高に良い朝でした。
何故?なぜ?と自問自答しましたが、自分で判ろうはずがりません。
突然、私の頭にひらめいたことがありました。
家路に就くとき、買い求めたヨシノヤの新しい靴を履いたのが良かったのでは、と。
科学的な根拠なんて、まるでありません。
自分勝手な思い込みの理由はありましたけれどね。
ヨシノヤの靴が、私の体重をバランスよく吸収し、足への負荷を極端に軽くしてくれたのかもしれない、と。
思い込むと、苦境の私には、それが信仰化してしまいました。
何と、私はそれから三日間、、家の中でも、その靴を履いて過ごしたのです。
奇想天外な行動とはこのことです。(笑)
その間、足の調子がとても良くて、しびれも痛みもほとんどありませんでした。
気のせいか、脱いで素足になると、脚の調子が悪くなる感じがしてしまって。
今の私には、益々必需品となったショッピングカート。
デザインは気に入っているのだけれど、枠組みが弱くて、いろいろ問題ありです。
スカーフで大きくなりすぎないように止めています。
妹に、この話をしたところ、チョッピリ呆れた様子ながら、言いました。
「靴は健康にはとても大切よ。登山しているときも、靴の良し悪しで、疲労がまるで違うもの」と。
妹の話は、とてもよく分ります。
けれど、これまでは履き心地より、おしゃれを優先して選んでいた私です。
そのためでしょう。
何度靴に裏切られてきたことか。
履き心地がよくなくても、もったいなくて、無理してしばらくはいた靴もありましたが。
履き込まないうちにギブアップ。
履き心地が最高によくて、耐用も抜群。
数十年吐き続けたのが、下のフェラガモの黒い靴。
旅行時に履いても、全く疲れません。
値が張りましたが、こんなに素晴らしい靴に出合ったことはありません。
右側がフェラガモのヒールです。
最近一番愛用していたのが左側の靴。
この靴はもう履けないと思うと、なんだか悲しい。
でも、もちろん家の中でまで、履きませんでしたけれどね。(笑)
ヨシノヤでは、この靴を履いていたのですが、奨めて下さった靴は、もっともっと楽ですとのことでした。
履いてみて、さほど変わらない感じでしたが、その後の私の絶対的信頼からすると、店員さんの言われる通りなのでしょう。
とは言っても、家の中で履いていたのは三日間。
孫宅に出かける日には、また土足にしましたから、さすがに衛生面からも、底をいくら拭いても部屋履きにする気にはなれませんでした。
苦境に陥っているときは、わらにもすがりたい心境になるとのことですが・・・・・・。
この度の私の奇想天外な行為も、それに当てはまるのかもしれませんね。
根拠がなければ、そのばからしさに気が付いて見限ることも大切なことでしょうが。
一時的な気休めでも、前向きになれるなら、精神衛生面では、いっときの思い込みも悪くないかもしれません。
度々横道にそれ、また長くなりましたが、私の奇想天外のお話は、これで終わりです。
ご訪問、温かな応援、本当に有難うございます。
花のように泉のように