人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

坂井榮八郎『ドイツ史10講』(岩波新書)

2015-12-11 05:00:00 | 読書

ナチス・ドイツを少しく調べていたら、ドイツの歴史をさかのぼりたくな
った。
近年の流れは、逆から順番に、第二次世界大戦←ナチス・ドイツ←
ワイマール共和国←第一次世界大戦←ドイツ帝国となる。


ヒトラーは独裁者である。しかし、ヒトラーは、雇用問題とヴェルサイユ
体制見直しに対して、国民から絶大な支持があった。
したがって、ヒトラーと国民の関係は、ゲシュタポなどはあったが、必ず
しも支配・被支配のそれではなかった。
一方では、ホロコーストなどの大犯罪という、大きなマイナス面もあっ
た--それに関しては多くの国民が見て見ぬふりをしていた、という
ことなのかもしれない。


ドイツは、はるかにさかのぼると神聖ローマ帝国←東フランク帝国とな
っている。

坂井榮八郎『ドイツ史10講』は、教科書というよりは、歴史の流れを知
る、いい参考書である。




坂井榮八郎『ドイツ史10講』岩波新書


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 12/6 神奈川県民オペラシリ... | トップ | 12/10 晩秋の神田駿河台 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事