私の大学1年経済学部G組は、第2外国語がドイツ語で、その指導は30台半ばのK
という(R大学から転任して来られた)先生だった。転任の理由はR大学で学生か
ら「学生運動を認めます」という趣旨の念書にサインを求められたのを「こんなも
のにサインができるかっ」と拒否したとのことだった。
K先生のドイツ語の授業である時、デカルトの「我思う、ゆえに我あり」の話をさ
れ、「デカルト(フランスの哲学者)はその言葉を何語で言ったか知っているか
い?」と言われた。
私は真っ先に手を挙げて、「ラテン語っ」と答えたら、先生は「ふむ」とだけ言わ
れた。続けて「じゃぁ、なんて言ったのか知ってるかな?」とおっしゃるので、
「コギート・エルゴ・スーム」と答えると、2回目の「ふむ」となった。クラスの
全員が私の方を振り返ったことを覚えている。
しかし、今になって調べてみると、デカルトは『方法序説』の中では、
「Je pense,donc je suis. 」とフランス語で記述しており、ラテン語ではないそ
うだ!!(笑)
なお、当時「哲学」することにこっていた私は、暗記物のドイツ語を落としてしま
い、1年生を2回経験することになる。(何事も経験だ!)
K先生、現在もお元気でG大学の大学院教授をされているようだ。
という(R大学から転任して来られた)先生だった。転任の理由はR大学で学生か
ら「学生運動を認めます」という趣旨の念書にサインを求められたのを「こんなも
のにサインができるかっ」と拒否したとのことだった。
K先生のドイツ語の授業である時、デカルトの「我思う、ゆえに我あり」の話をさ
れ、「デカルト(フランスの哲学者)はその言葉を何語で言ったか知っているか
い?」と言われた。
私は真っ先に手を挙げて、「ラテン語っ」と答えたら、先生は「ふむ」とだけ言わ
れた。続けて「じゃぁ、なんて言ったのか知ってるかな?」とおっしゃるので、
「コギート・エルゴ・スーム」と答えると、2回目の「ふむ」となった。クラスの
全員が私の方を振り返ったことを覚えている。
しかし、今になって調べてみると、デカルトは『方法序説』の中では、
「Je pense,donc je suis. 」とフランス語で記述しており、ラテン語ではないそ
うだ!!(笑)
なお、当時「哲学」することにこっていた私は、暗記物のドイツ語を落としてしま
い、1年生を2回経験することになる。(何事も経験だ!)
K先生、現在もお元気でG大学の大学院教授をされているようだ。
かなり前に読んだアルフォンス・アレーの短編の中に
「我 包帯す 故に 我 止血す
(ジュパンス ドンク ジェシュイ)」
という「もじり」の言葉があったのを
まったく、くだらないことは良く覚えているものです
minorerさんの第2外国語は仏語でしたですね
~。
第2外国語は基本だけでもきちんとやっておけば
幅が広がりますよね~。
ちなみにうちの息子はイラン語(ペルシャ語)
を一生懸命やってました。